私は鵺。銀田家を守るためなら心を凍らせ、死をも厭わない化生。私の親もそうやって死んでいったのです…
CV：ヤシロこーいち
概要
鵺一族における保守派の忍者。
現当主である鵺兄とは同い年。
人物
容姿
ポニーテールと右前髪を垂れ下げた髪型が特徴的な青年。
右眼付近に斜め一閃の古傷があるものの、現当主である鵺兄と違って隻眼ではない。
性格
鵺一族は「血の凍った化生」であるべきと考えるなど鵺一族の中でも特に保守的な考えを持つ。しかし、これは父親が「鵺」として銀田家の人間を守り爆殺されたことから、鵺兄の改革は父親の死を否定すると思ったが故の考えであり、ある意味人間らしさが残っていると言える。しかし、それゆえに暴走してしまうこととなった……
鵺爺と同じく目的のためならばどんな手段も雇わないが、こちらは例え外道組織であろうとも手を組むことを厭わない。
能力
詳しい戦闘描写は皆無だが、海外マフィアと提携を結ばせる交渉能力を持っている。
鵺兄と同年代なだけに、その実力は同等かそれに近い実力を持っていると思われる。
過去
7歳の頃に尊敬していた父親が銀田家の人間を守るため爆殺されてしまった。その際に言われた、母親の「父は銀田家を守り立派に死んだ」、「お前が鵺として命をはるのだ」という言葉から現在の保守的な考えが形成された。
活躍
初登場。
鵺兄の改革に対して父親の一件から鵺一族の在り方や父親の死を否定するものだとして反発するが、鵺兄との話し合いはまとまらず、元は保守派だった先代も鵺爺の死を契機に中立となったため、タイのマフィア・ナックル・アイと結んでクーデターを起こすことを狙う。そして、鵺一族の里にナックル・アイの幹部ミンとクーデターのための下見に入った。
「我々は鵺一族の理念を守る。それが銀田家と先人への忠誠だ」
一族を思った悲しき男の大誤算
京一の本心は、一族と瓜生が関わってから、俊也が鵺としての冷酷な姿勢を一変させた為、瓜生を嫌っていたという事が明かされた。
そして、意趣返し的に自分達派閥がナックル・アイと組む事で、瓜生と手を切るよう、取引を切り札に利用する事だった。
しかし、京一の見通しは甘く、ミンを鵺一族の里に入れた時点で、用済みとばかりにミンの発勁の直撃を喰らい、瀕死の重傷を負う。
何と、ミンの真の目的は、鵺一族の赤子を人質に取り、俊也と瓜生を殺し合わせるというものだった…。
