経緯
自分を訪ねてきた祖父ジョセフから、悪霊だと思っていたものは自らの心が生み出す「スタンド」だということを知らされた空条承太郎。
彼の通う学校に、転校生としてDIOの刺客・花京院典明が襲ってくる。
女性教師を人質にとる悪辣なやり口に、承太郎は憤る。
この空条承太郎は…所謂不良のレッテルを張られている…
喧嘩の相手を必要以上にぶちのめし、いまだ病院から出てこれねえ奴もいる…
威張るだけで能無しなんで気合を入れてやった教師はもう二度と学校へ来ねえ。
料金以下のまずい飯を食わすレストランには代金を払わねーなんてのはしょっちゅうよ。
だが、こんなおれにも、はき気のする「悪」はわかる!!
「悪」とは、てめー自身のためだけに弱者を利用し踏みつけるやつのことだ!!
ましてや女をーッ!!貴様がやったのはそれだ!あーん!?
おめーの「スタンド」は被害者自身にも法律にも見えねえしわからねえ…
だから…おれが裁く!
被害者には見えず、法でも裁けないスタンドにはスタンドで対処するしかない。
敗者が悪という花京院は自らのスタンド・ハイエロファントグリーンで攻撃を仕掛ける。
なに!?敗者が悪?
それじゃあーやっぱりィ…
てめーのことじゃあねーかァーッ!!
ハイエロファントグリーンから繰り出されるエメラルドスプラッシュをスタープラチナのパワーで弾き飛ばした承太郎。
そのままスタープラチナでハイエロファントグリーンに掴みかかり…
オララララオラァッ!
裁くのは、おれの「スタンド」だッー!!
拳の連打で打ち上げて、強烈な右拳の一撃。ハイエロファントグリーンに大きなダメージを与えて花京院を無力化した。
このエピソードは、承太郎の代名詞ともいえるラッシュ攻撃時の「オラオラ」が初登場したシーンでもある。