概要
零号ホロウで作戦指揮を担当している壮齢の男性。防護装備に身を包む人がおおい零号ホロウでもカッチリとしたスーツ姿をした銀髪の男性。所属は新エリー都を守る防衛軍にあり、零号ホロウには防衛軍側の責任者として籍を置いている。階級は大尉。
ゲーム的にはメインストーリー2章の途中で零号ホロウのコンテンツが解禁される際に話しかけることになる。
軍人らしくかしこまった態度を崩さず、零号ホロウに独立調査員として潜入してきたパエトーンにもまずは「人間斯くあるべし」としての心構えを訪ねてくる。
せっかくなのでその時の質問にあなたも答えてみよう。
- Q.暴走したトラックに轢かれそうになっているルールを守らず横断歩道を渡っている10人とルールを守って歩道にいる1人がいます。このままではトラックは人を殺してしまうでしょう。ハンドルを変える力があなたに今あるとして誰を助けますか?
ちなみにゲーム中での選択肢は「10人」か「1人」を選ぶかしかないがどちらを選んでも不正解。
…は?
- A.正解は「全てをなげうって自分がトラックに突っ込んで全員を助ける」である。
( ゚д゚)・・・
( ゚д゚ )???
「・・・どうしました?私が冗談を言っているとでも?であればあなたは来る場所を間違えたのでしょう」
この発言の真意は「力を持ち命がけの仕事をするなら命の取捨選択なんか考えるまでもなく自分の命だけを犠牲に新エリー都の市民全員を守り通せ」という力ある者の責任と自己犠牲の精神、そしてそれだけ危険な零号ホロウで業務をすることへの覚悟を説いているワケである。
新エリー都の基幹インフラはこの零号ホロウのエーテルエネルギーを使って維持している。一方で零号ホロウは隙あらば一瞬で活性化し、全てを飲み込まんとする非常に危険な原生ホロウである。そのため、零号ホロウで仕事をするのは「エリー市民の生活の死守」に直結している。
なのでどれだけ強かろうが答えの意味がわからないのであれば、命をかけた仕事に対する覚悟不足か、「零号ホロウで働く」ということの意味を理解していない…ということになる。
この心意気は当然自身にも適応されており、ストーリーを進めていくうちに非常に危険極まりない脅威との交戦を前提とした作戦にパエトーンが巻き込まれそうになった際は、いくら優秀とはいえ軍人でも正式な調査員でもない『善良な市民さん』であるパエトーンを巻き込むまいと全力で止めようとしている。どこまでも市民の生活に真摯なおじさんである。
この防衛軍の心構えは同じく防衛軍の一つ、「オボルス小隊」に属している11号にもしっかり身についており、あるイベントの描写からも市民の為に自分の都合を全て投げ打ち、それについて軍人の心構えとして似たような話をする。
こうしてパエトーンに意気込みを聞いた後はサブイベントである「式興防衛戦」と「定期掃討」の任務を任せてくれるようになる。ちなみにこの問答が印象的すぎたのかローランドからノックノック(LINE的なチャットSNS)が来た際、パエトーンに「トラックに我が身をぶつけて止める人」と呼ばれることに…
そりゃあいきなり「正解はトラックに我が身をぶつけて止めることだ」なんて言われたら
誰であろうと( ゚д゚)ポカーンとなるのは当たり前であり、「この人はアンドロイドか何かか?」となるのも無理はない。
式興防衛戦
零号ホロウ周辺には「式興」というエーテルエネルギーを吸い上げて都市で活用するエネルギーに還元するいわば発電所あるいは変電所とでもいうべき構造物があるのだが、当然そんなエネルギーを大量にかきあつめてる場所にエーテリアスが目を付けないわけがなく、調査員たちはほぼ毎日ここに集まってくるエーテリアスの迎撃にいそしむことになる。それが式興防衛戦である。
ゲームとしてはチャレンジミッションに近いコンテンツであり、「特定のボスを特殊なバフが敵味方に付随した環境で、定められた条件を満たしてクリアできるかどうか」という連戦が行われる。
要警戒狩りと違って1日に何度でも挑戦可能。つまりSランク取得の失敗や敗北が前提に組まれた高難易度コンテンツということである。
「○○ノード」という名称で色々なコンテンツが用意されているが、全ての始まりといえる「基本ノード」を全てクリアすると、定期的に敵の構成とクリア条件が組み変わる「激変ノード」か特殊な構成の敵と戦うことになる「奇襲ノード」が解禁される。
基本ノードですら様々な属性のボスが最大50Lvまで用意されるため、必然的に満遍なくエージェントを育成しているかどうかが難易度に直結する。詰み始めたら今育てているエージェントでは弱点を付けてないことになるので、普段使わないエージェントの育成を開始する合図と受け取っていいだろう。基本ノードをクリアしてから挑戦できる他の防衛戦はほとんどが最初の時点で推奨レベルが50である。そのため苦戦は必須となるため、ひとまず1人は育てきる所から始めよう。
激変ノードは更新日がホーム画面でも確認可能。Sランククリア報酬にはポリクローム(ガチャ石)が用意されるなどやるだけお得なコンテンツのため、クリアできるならばクリアできる範囲まではしっかりやると良い。
定期掃討
ローランドに話しかけるとやらせてもらえるコンテンツ。「ドライバディスク」というアイテムを集めることができる。
定期的に湧く零号ホロウの脅威を定期的に始末し、調査を円滑に進めるために重要なお仕事ということになっている。
ゲーム的には特定の組み合わせをした中ボス2体を一度に相手する内容となっており、この組み合わせは実際に零号ホロウの「番人」戦でも相手取ることになるため、零号ホロウ突入の際の予習としても最適。報酬は2種類のドライバディスクとエイファにもっていくことで調律可能な「原盤」に加えディスクの育成アイテムが一通りそろっている。しかし、こちらはバッテリー(スタミナ)を消費するコンテンツのため、HIAセンターのVRと競合する。今必要な育成素材が何かで定期掃討かHIAセンターのVRかを選ぼう。