モリーナ
もりーな
ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史に登場するキャラクター(メインイラスト左上)
作中での動向
7年前にコーヤコーヤ星へ航行中の移民船でトラブルが発生したときに父であるバーンズ博士が危険を顧みず船外で修理作業をしていた際、不慮の事故により、バーンズはワープ空間へ投げ出されてしまう。
この事故で他の移民たちが父を助けに行こうとしなかったことから、モリーナは彼らを恨むようになってしまったがロップルに対しては父の事故が起きる前から面倒を見ていたこともあり、良き姉貴分の顔を見せる。
当初はドラえもんや野比のび太に対しても冷たい態度をとっていたが2人の活躍を目の当たりにするうちに心を開いていき、2人が助けに来ない(実際は外出禁止のため行けなかった)ことに対して、移民たちが文句を言っていた際には「自分たちの問題にこれ以上彼らを巻き込むな」と怒鳴りつける程であった。
しかし、父を喪ったトラウマと移民たちとの確執をギラーミンに利用され、超空間ゲートの場所を教えてしまう。ギラーミンに騙されたことを知った後はガルタイト鉱業が仕掛けたコア破壊装置をワープ空間へ破棄するためにロップルやドラえもんたちと宇宙船に乗り込み、ワープ空間へ破壊装置を破棄することに成功するも破壊装置の爆発の余波で全員がワープ空間へ投げ出される。
ワープ空間の裂け目から放り出された場所で実は生きていたバーンズとの再会を果たし、その後は宇宙警察によって、無事コーヤコーヤ星へ帰ることが出来た。
事件後は移民たちとも和解するがバーンズが生き延びた星の開拓のために活動するようになる。
余談
ガルタイト鉱業に超空間ゲートの場所を教えるのは原作・旧映画ではクレムへの恋心からのび太に嫉妬したことを利用されたブブであったが本作ではモリーナに変更されたことから、ブブはのび太たちに最初から好意的な態度を見せている。