ウィンチェスター・リピーティングアームズ
うぃんちぇすたーりぴーてぃんぐあーむず
アメリカ合衆国の銃器メーカー。
概要
1850年代に創設者のオリバー・ウィンチェスターが、経営不振に陥ったボルカニック・リピーティングアームズ社から工場とレバーアクションライフルの製造権を取得して、コネチカット州ニューヘイブンに「ニューヘイブンアームズ」を設立したのが始まりとされる。
1866年に正式に「ウィンチェスター」の社名で呼ばれるようになる。
西部開拓時代からウィンチェスター社で制作された銃器は愛されており、アメリカのライフルやショットガンの名門として名高く、レミントン社などの企業と肩を並べている。中でもM1873レバーアクションライフルはコルトSAAと共に「西部を征服した銃」として有名で、今なお西部劇ファンから親しまれている名銃である。
余談
ウィンチェスター社の二代目であるウィリアム・ウィンチェスターの妻であるサラ・ウィンチェスターは、ウィンチェスター社が制作した銃器によって殺された亡霊達から強く恨まれたことで呪われ、その呪いを回避するために死ぬまで増築され続けた個人邸宅(現在のウィンチェスター・ミステリー・ハウス)は、銃器よりもある意味有名である。