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コルト・ファイヤーアームズ

こるとふぁいやーあーむず

アメリカ合衆国の銃器メーカー。現在は民生部門のコルツ・マニュファクチュアリング・カンパニーのみが営業を続けている。

アメリカ合衆国の銃器メーカー。

  • 1836年、サミュエル・コルト(1814年7月19日~1862年1月10日)により、ニュージャージー州パターソン市に設立された「コルト特許火器(Colt Patent Firearms)」を祖とする。
  • 世界初のシングル・アクション式のパーカッション・リボルバーパターソン」を製造・販売するが収益が上がらず、過剰な設備投資もあり1842年に倒産。パターソン市の工場は処分された。
  • 1846年メキシコ戦争が勃発し、テキサス・レンジャーだったサミュエル・ウォーカーは政府にリボルバーの採用を要請した。コルトはウォーカーと面会し、パターソンについての評価を聞き、改善すべき点について話し合った。
  • 1847年、ウォーカーの働きかけにより、政府はコルトにリボルバー1,000挺を発注した。ウォーカーとの話し合いを元に設計された強力なリボルバーは「ウォーカー」と名付けられ、ホイットニー社に依頼して製造された。
  • 1848年、ウォーカーで得た利益により、コルトはコネティカットハートフォード市に自社工場を建て、更に強力なリボルバー「ドラグーン」を開発した。
  • 1849年、持ち運び易いサイズの「ポケット・リボルバー」を開発した。
  • 1851年、パターソンのサイズの扱い易いリボルバー「ネイビー」を開発した。
  • 1850年代に入ると、コルトの持つパーカッション・リボルバーの特許の期限が切れ、他社も競って製造するようになった。この頃、コルト社の従業員ローリン・ホワイトが金属カートリッジを使ったリボルバーを開発したが、コルトは馬鹿にして顧みなかった。ホワイトはコルト社を退社して1855年に特許を取り、1856年に特許の独占使用権をS&W社に与えた。
  • 1860年、ネイビーのサイズで.44口径としたリボルバー「アーミー」を開発した。
  • S&W社に独占された金属カートリッジのリボルバーは、1857年の「モデル1(S&W_M1)」、1861年の「モデル2(S&W_M2)」、1869年の「モデル3(S&W_M3)」と順調に発展を遂げ、卓越した性能を示し、パーカッション・リボルバーのメーカーは苦境に陥ったが、コルト社は特許料を払うのを惜しみ、期限切れになる1869年まで我慢することにした。
  • 1872年、センターファイア式の金属カートリッジを使用する「シングルアクションアーミー(SAA)」を開発した。コルト社は陸軍のトライアルに参加し、1873年にSAAはM1873として制式採用された。1875年から販売された民生用も大ヒットし、「西部を代表する拳銃」、「ピースメーカー」などと呼ばれた。
  • 1877年、ダブル・アクションのリボルバー「レインメーカー(.32口径)」、「ライトニング(.38口径)」、「サンダラー(.41口径)」を開発した。
  • 1895年、ブローニング社が売り込んできた機関銃を「コルト・ブローニングM1895重機関銃」として製造・販売。
  • 1900年、ブローニング社が売り込んできた自動拳銃を「M1900」として製造・販売。
  • 1905年、ブローニング社がM1900をベースに.45ACP弾を用いる大型拳銃「M1905」を開発。1911年、改良を加えた「M1911」がアメリカ軍に制式採用された。民生用のモデル(「ガバメント」、「コマンダー」、「ナショナルマッチ」)も大ヒット。
  • 1915年、ジョン・ブローニング社が設計した.22LR弾を使用する競技用自動拳銃を「ウッズマン」として製造・販売。65万挺を売る大ヒット。
  • 1917年、第一次大戦でのM1911不足を補うため、.45ACP弾を用いるリボルバー「M1917」がアメリカ軍に制式採用された。
  • 1927年、.38スペシャル弾を使用する小型リボルバー「ディテクティブ・スペシャル」、法執行機関向けのリボルバー「オフィシャルポリス」を開発した。
  • 1955年、.357マグナム弾を使用するリボルバー「パイソン」を開発した。
  • 1959年、アーマライトからアサルトライフルAR-15」の製造権を75,000$で買い取る。AR-15は1961年、アメリカ軍に制式採用され「M16」となった。
  • 1961年、40mm口径のグレネードランチャーM79」がアメリカ軍に制式採用された。
  • 1978年から1988年にかけて、M1911に替わる次期アメリカ軍制式採用拳銃のトライアルが行われ、コルト社は「ダブルイーグル」で参加したが惨敗し、ベレッタ92が「M9」として制式採用された。
  • 1986年、.357マグナム弾を使用するリボルバー「キングコブラ」を開発した。
  • 1990年、.44マグナム弾を使用するリボルバー「アナコンダ」を開発した。
  • 1994年、M16ベースのアサルトカービン「XM4」がアメリカ軍に制式採用され「M4カービン」となった。

コルト社製品は近年、品質低下が指摘され、国内でもS&W社やスタームルガー社に後れを取り、拳銃の生産からほぼ撤退した形になっていた。
2002年に民生部門のコルツ・マニュファクチュアリング・カンパニーと軍用部門のコルト・ディフェンスに分社したが、コルト・ディフェンスは2013年にアメリカ陸軍からM4カービンの調達契約を打ち切られて業績が悪化し、2015年6月15日、連邦倒産法の適用を申請し倒産した。

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