クィーンが創造したこと、そして『Yの悲劇』の真相を解き明かしたことから、探偵的才能はいわゆる「名探偵」の中でもトップクラスといえる。
シェイクスピアの演劇を長年演じ続けてきたが、聴力を失ったため、役者を引退した。しかし、読唇術を完璧にマスターしており、電話で話せないことなどを除いては日常生活に支障はない。実際に、白髪を除けば、若者と大して変わりがない体力を持つ老紳士。
「ハムレット荘」に隠居し、後輩の育成に余念がない。シェイクスピアを引用する癖がある。
サム警部、ブルーノ検事は『Xの悲劇』で彼の人柄と才能に敬服し、その後も『Yの悲劇』、サムが探偵になって『Zの悲劇』で共に謎に挑む。
『レーン最後の事件』で死去。