概要
シックスオーとは、勝利の女神:NIKKEに登場するキャラクター。
連絡用に使用している名前が「#000000」となっている事から「シックスオー」と言う名前がついている。
なお「#000000」はカラーコードで「黒」を意味する。
地下都市アークの裏世界に潜んでおり、本来なら手に入らないような品も如何なる手段をもってしても用意すると言う「ブラックネット」の支配者と言われている。
容姿はおろか性別、経歴の全てが不明で尻尾を出さない。
様々な場所にルートや人脈を持っており、不可能な場所へ携帯端末を投入したりする他、地上で起きた出来事に関してもある程度は把握している。
また、教えてもいないのに携帯端末に連絡が入ってくることも。
やり方は非道・卑怯その物で、一度弱みを見せれば上位に立ち、強請る、犯罪を強要する事も多々あり、精神的に弱い人間は追い詰められていき、そういった行為に手を染める事も少なくない。
当然、それで出た損害などに興味は無く、ただ自身が欲しい物は奪い取り、相応の価格を出せば如何なる物も提供する事を繰り返している。
一方で短気な面があり、如何なる事情があっても、自身を無視されると即座に連絡を絶つ事もある。この場合は地上でラプチャーに襲撃されて、メッセージは見たけど返信が遅れた時でも例外では無く、相手の事情に関しては一切関与しない。
この性格のため、プレイヤーからは小物感があると言われている。
(ただし、やってる事は洒落になってないので実行している事に関して小物感は無い。)
関連タグ
ここからはメインクエスト・イベントでの行動を記載します。
ネタバレ注意
ゲーム内での行動
しばしば名前だけは出ていたが、イベント「DIRTY BRACKYARD」で大々的に名前が出る。
※当然本名では無い。
アークの外縁部であるアウターリムで「ミスト」と言う違法薬物を住人に作らせ、大量に売り捌いており多数の利益を手にしていた。
その罪状はアンダーワールドクイーンのモランが率いる牡丹会に押し付け、自身はあっさりと手を引いた。
メインストーリーでも登場し、アークの天井を破壊した爆弾をブラックネットでエンターヘブンに提供し、リヴァリンの弱みを利用して地上で見つかった物を持って帰る様に命令。リヴァリンはシックスオーに対する手柄を立てるため、強行軍を終始主張し、指揮官もモダニアをアーク内で保護するために権力を手に入れる覚悟をしており、カウンターズは未知の危険が潜むクリスタル地帯を強行する事になった。
しかし、地上でラプチャーに襲撃されリヴァリンの返信が遅れると、態度が悪いとして即座にブロックして見捨てた事で、リヴァリンは精神的に追い詰められ、何とかして手柄を立てようと躍起になってしまう。
結果としては、カウンターズはリヴァリンとハンマリング、エレグと分断されてしまい、合流に時間を要した上で、ハンマリングは体をクリスタルに侵食されたために頭部を切り離して特殊な箱で保存される事になり、リヴァリンはシックスオーに提供する情報や、物質を持って帰ろうとしてフラジャイルの逆鱗に触れて足を破損し、拘置所に収容されるに至った。
その際シックスオーは新たな情報提供先として、エレグに連絡を取るも即座に拒否されたため。
仕方なく、リヴァリンの独房に自身の連絡が取れる携帯端末を提供し、地上で得た成果としてリヴァリンに「ハンマリングの頭部」を自分の元に持ってくるように要求した。
なお、シックスオー関連の通信を調べたところ、シックスオーへの連絡は一切記録が無いことが判明。傍受は不可能であり、正体不明かつ、どこに目や耳があるかわからない状態が続いている。
プレイヤーからの反応
正体に関しては不明ながらも幾つかの推測は上がっており、エニックやインクと言ったキャラや、その系統を組むAI説。これは通信を行ったにもかかわらず、通信の形跡が無い事に加え、アーク全域を監視しているエニックが大型爆弾を含む違法な品の製造や配達を見逃しているのが不自然であるため。
または、三大企業のCEOに連なる権力者と言う説。
中には、副司令官の一人のドバンと言う説もあったりするが、結局のところ正体不明かつ、判断材料は殆どないので、確証と言える正体の候補はあまり無い。
プレイヤー側に敵対し、暗躍を開始したキャラクターではある物の、現在は完全にシックスオーの一方的な展開が続いている事もあり、評判は良くない。
これはストーリーが展開しても、シックスオーの断片的で情報にもならない情報(正体不明と言う事が積みあがっていくだけ。)ばかりが増えていっているのも一つの原因。
また、プレイヤーである指揮官に対して敵が多すぎ、
- ヘレティック含むラプチャー(メインの敵)
- マリアンを解体してヘレティックの解明を目論むバーニンガム副司令官
- 同盟は結んだ物の怪しい動きを見せるドロシー率いるインヘルト
- ひと段落ついた物の、何かあれば敵対するであろうクロウ
- エニックのブラフで協力的になっているものの、バレたらやはり敵対的になると予想されるシュエン
と、不安要素を含めると結構いる。
ここにシックスオーが加わっており、イベントだけ、メインストーリーだけならまだしもシックスオーは両方に登場しているため、シナリオを追うのがやや大変になってきている。
(あるルートのシナリオが放置されて、突如再登場し、違うルートの話が進む事も多々ある。)
更に言えば、シックスオーがやった事をまとめると、「誰の端末にもアクセス出来て、脅して犯罪行為をさせる事が出来て、色んな武器や違法薬物をどこでも誰にでも届けられるし、製作させる事が出来る上に大物感を出そうとしてる正体不明の悪役。」
と言う「僕の考えた最強のヴィラン」みたいな感じになっているのも一因である。
もっとも、フラストレーションが溜まった分、そう言った敵をぶん殴った時は気持ちが良い物ではあるが、ニケではストーリー上で決定的な決着がついた事例はラプチャー以外ではあまり無いため、どこまでぶん殴れるのかは不明である。
また、プレイヤーから憎まれる、イライラされるのは悪役冥利に尽きると言えるかもしれない。