概要
ラプチャーの上位種であり、ラプチャーを統べるクイーン直属の精鋭。すなわち人類の敵。
元々ニケだった個体が侵食を経てラプチャー化したものである。
その過程で各自が思い描く最も理想的な姿となって誕生する。
これは生産の際、自分の理想に最も近いボディを構成するニケとよく似ている。どちらもその工程は「未知」とされている。
普段はニケの姿をしているが、戦闘時にはナノマシンが変化・増殖させることで様々の戦闘形態に変化する。これは「ラプチャー化」あるいは「巨大化」と呼ばれている
例外として、モダニアだけは戦闘形態に変化せず、別ユニットのパワードスーツ形の大型ラプチャーに搭乗することで戦闘形態となる。
コアを破壊しない限り、どれだけ大ダメージを負っても修復できる高い再生能力を有する。
だが、ニケのNIMPHを破壊する「アンチェインド」を撃ち込まれると能力が著しく低下し、場合によっては侵食を無効化されることもある。
ヘレティック同士であれば特殊な装置での妨害などがない限りはお互いの誕生や死、所在まで認識できる。
しかしインディビリアはモダニアの存在を認識しておらず、面識があるはずのニヒリスターも同族としてモダニアの名前を挙げていない。
また、ベヒモス及びレヴィアタンらは「フォービースト」というチームを組み、お互いに協力し合っている。
各ヘレティックの名称は「主義・思想」をもじったものである(例:モダニア→モダニズム)。
例外として、ベヒモスやレヴィアタンは、旧約聖書に登場する獣の名前から採られている。
成り立ち
メインストーリーから約100年前を描いた、1周年記念イベント「RED ASH」で、ラプチャー側がニケの侵食に飽き足らず、ニケとラプチャーの融合…即ちヘレティック化を初めて試みている描写が登場している。
そして、研究所から強奪したニケ「シンデレラ」を、ヘレティック「アナキオール」として初めて実戦投入した。
アナキオールはその後登場する全てのヘレティックの始祖であり、ベヒモスからは「大先輩」と呼ばれている。
現在判明しているヘレティック
32章時点では声のみの登場。
- アナキオール(旧名:シンデレラ)
全てのヘレティックの始祖。詳細はシンデレラを参照。
余談
- ゲームシステム上でヘレティックはピルグリムに分類されており、企業タワーで使用可能。
- ちなみにトーカティブはクイーン勢力だが、ラプチャーの特殊個体であり、ヘレティックではない。
- しかし、のちにニヒリスターを捕食したことで、自分の両腕を彼女の火竜形態時の頭部に変化させて、高温のブレスを吐き出す能力を使えるようになっており、その能力を知ったインディビリアから「ヘレティックに近づいてきている」と言われている。