概要
物語本編より100年以上昔、人類連合軍が地上でラプチャーと戦闘していた頃に結成されたニケによる部隊であり、数々の伝説を作り「勝利の女神」と呼ばれていた。
結成初期は、空中空母とも言える大型飛行艇「勝利の翼号」を拠点に各地を転戦していた。
ラプチャーとの決戦に挑んで敗北して以降は、ラプチャーとの直接対決は避け、人類を巨大地下都市・アークへ避難させる「アークガーディアン作戦」に従事することになる。
公式上は全員が戦死したことになっているが、残されたメンバーはピルグリムとして地上を放浪している。
アーク内にはその偉業を称え、勝利の女神像が建設され、親しまれている。
ゴッデスに憧れてニケになる人間も多く、今もなお影響は絶大。
賞賛の言葉として使われている事もある。
しかし、アーク内では「ゴッデス」と言う部隊名だけが残っており、伝説の部隊として知られているが、隊員の名前や人数、指揮官の情報などは忘れ去られており、情報も残っていない。
これはアーク内では特定個人の神格化を防ぐために情報統制が行われているためで、ゴッデスの情報に関しても徐々に削除されていった。
中央政府のデータベース及び、軍の高級将校も例外では無く、ドロシーと会談したバーニンガム副司令官ですら、ドロシーが元ゴッデスであるとは知らず、ゴッデスの事を聞いた主人公に「最近の士官学校は何を教えてるの?」と呆れた態度を見せたアニスもラプンツェルを目の前にしてなお、ゴッデスであるとはラピに指摘されるまで気付かなかった。
その一方で、アンダーソン副司令官は、知っているような素振りを見せている。
メンバー
ゴッデス部隊指揮官
(画像左側の人物)
CV:????
ゴッデスを指揮していた人間の指揮官。本名はいまのところ不明。
過去イベントや回想で話者になる際は単に「指揮官」、第2回NPC人気投票では「伝説の指揮官」と表記されている。
作戦行動の際、必ず一人の指揮官が同行する部隊運営が確立されたのは彼とゴッデスの目覚ましい活躍に依る所が大きい。
ティアドロップ型サングラスを常用するイケメンで、危機的な状況でも正直な言動で周囲を和ませる空気を持つタフな人物。
元は傭兵出身で荒々しい雰囲気だった(スノーホワイトの回想から当初はニケを「兵器」として扱っていたと推察できる)がリリーバイスとふれあい彼女に愛情を抱くことで次第に変わっていった。
そういった経緯もあってニケへの認識は本編主人公に共通するものがあり、指揮下のニケ達を単なる兵器ではなく人格として尊んでいる。それ故に、彼女達を過酷な連戦に駆り出す自分に忸怩たるものがあったらしい。
部隊ブリーフィングの説明や主な部隊指揮は、部隊のリーダーであるリリーバイスに任せっきりである。
地下都市アークに人類を避難させるアークガーディアン作戦(半年イベント「OVER ZONE」)に彼は参加していない。彼の不在もまた、ゴッデスの生き残りの精神を疲弊摩耗させる原因になった。
リリーバイス
ゴッデスのリーダーで、全てのニケのプロトタイプとなった、原点にして頂点たるニケ。
物語本編50年前のアークガーディアン作戦の時点では既に戦死しており、故人となっている。
詳しくは独立項目を参照。
ドロシー
ゴッデスの事実上のサブリーダー。リリーバイス戦死後にリーダー代行を務める。
フェアリーテールモデル2番。
詳しくは独立項目を参照。
ラプンツェル
ゴッデス部隊の防御と回復を担当していた聖女。
フェアリーテールモデル3番。
詳しくは独立項目を参照。
スノーホワイト
ゴッデス部隊の武器の製造・開発・整備を担当していたメカニック。
フェアリーテールモデル4番。
詳しくは独立項目を参照。
レッドフード
ゴッデスの精神的支柱だった豪快さん。
フェアリーテールモデル5番で、フェアリーテールモデル最後の実装機でもある。
詳しくは独立項目を参照。
紅蓮
接近戦研究部隊の最後の生き残りで、ゴッデス部隊の最後任にして斬り込み屋。
量産型ニケのカスタマイズモデル。
詳しくは独立項目を参照。
加入予定だったニケ
フェアリーテールモデル1番
リリーバイスを基に造られた最初のフェアリーテールモデルのニケ。名称(コードネーム)は不明。
リリーバイスの能力を抑制せずにそのままコピーしてしまったため、身体が耐えきれずに自壊してしまった。
その教訓から、2番のドロシー以降のフェアリーテールモデルは、適度に機能を制限されて造られるようになる。
ゴッデス指揮官は、欠番であることから「ロストナンバー」の名で呼んでいたが、リリーバイスはその呼び名に強く反発していた。
リリーバイスは彼女の死に責任を感じており、自壊した現場へ時間を見つけてはひとりでお参りに来ていたが、ゴッデス指揮官に止めるように諭される。
シンデレラ
エリシオン第3ニケ研究所で製造された、第2世代フェアリーテールモデル1番目のニケ。
ラプチャーとの決戦のために、ゴッデス部隊は研究所へシンデレラを直接迎えに行ったが、研究所は既にラプチャーの襲撃を受けており、彼女は行方不明になっていた。
のちにヘレティック「アナキオール」として、ゴッデス部隊の前に敵となって現れる。
詳しくは独立項目を参照。