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プロフィール編集

陣営ピルグリム
部隊ゴッデス
武器名花無十日紅
声優上田麗奈

概要編集

1周年記念イベント「RED ASH」にて初登場。

第一次ラプチャー侵攻時の時系列で、思考転換を起こす前であり、現在の紅蓮と似ても似つかない性格をしている。イメージカラーも紅蓮の白をベースとしたカラーとは違い、黒を基調とし所々に赤色が使用されている。

武器も黒い刀に白い鞘と言う現在の紅蓮とは違い、紅い刀身と黒い鞘と言う色になっている。

また、傘型のレーダーは使用しておらずホログラムのようなレーダーを使用している。


ゴッデス部隊に所属しているが、フェアリータイプモデルでは無く、量産型ニケとして実験的に近接戦闘用のカスタマイズをされており、同様のカスタマイズを受けた仲間たちとラプチャーと戦いを繰り広げていた。


しかし、内乱により部隊が全滅した中で、調査に来たゴッデス部隊と遭遇。戦友たちの戦場に立ち入らせまいとレッドフードに斬りかかったが、リリーバイスの仲裁と言う名の実力行使によりゴッデス部隊へ加入する事となった。

最後に加入した事や、ゴッデス部隊の他の面々がフェアリーテールモデルであるからか、少々距離を置いている部分はある物の、居心地の良さを感じている。


ゴッデス部隊の隊員と一度は何かで勝負しており、負けたり勝ったりしているが、フェアリーテールモデルの彼女たちから見ても紅蓮の能力は非常に高く、ゴッデス部隊への加入に反対していたドロシーも認めざるを得ない程。


ゴッデス部隊へ加入する際、本来持っていた「百日紅」は、姉の遺体と共に回収されてしまったが、姉の持っていた「花無十日紅」を修復し使用している。


性格編集

思考転換を起こす前であり、様々な点で現在の紅蓮とは相違がある。

まず、のらりくらりとした昼行灯のような性格では無く、好戦的であり、戦いを追い求めてそれによって自己の研鑽を積むと言うバーサーカー的な性格。

圧倒的な実力差があっても、いつか必ず乗り越えられると信じリリーバイスへの再戦を望んだり、いかなる条件の勝負であっても受けて立つ愚直な部分も目立つ。

技の研鑽を積むために常に修練を心掛けており、どこか近寄らせないピリついた空気感を纏う。


また、酒に関しても「どうしてあんな物を飲むのかわからない。」と言い切る程で酒類に関しては口にしない。初めて飲んだ時は、あまりの苦さに文句を言った程で、口に合わなかったようだ。

本人が嗜むのは花茶と言う、花を焙煎して入れたお茶である。

ただし、釣りを嗜んだりと言う現在の紅蓮と通ずる部分もある。


片付けも苦手で、「手の届くところに必要な物があればいい。」と言うタイプ。

…なのだが、掃除は姉より上手いらしい。

掃除は出来るが掃除をしないだけなのか、それとも紅蓮以上に姉が壊滅的に酷いのかは不明。


ドロシーとは犬猿の仲であり、一日に何度も喧嘩を繰り広げるため、片付けが大変と言うスノーホワイトが愚痴る程。

なお、ドロシーが「毎回突っかかってくる。」と言っているので、喧嘩を売ってるのは紅蓮の方である。


一方で上記の花茶と言うドロシーと似通った嗜好を持っていたり、ある勝負を行った後に、紅蓮はドロシーの身体の使い方に感心し、剣の道を勧めた。ドロシーもまた量産型がベースとなっている紅蓮を圧倒するつもりだったが、それが出来なかったと言う事には驚嘆しており、通じ合っている部分はある。

(ただしドロシーの信条として汚れるのはタブーなため、近接戦闘を行うつもりは無いとたびたび断っている。)


ゲーム内での性能編集

レアリティSSR
クラス火力
コード風圧
武器ロケットランチャー
バースト段階

思考転換後の紅蓮と同じく、剣閃を飛ばす戦い方だが、種別はロケットランチャーになっている。

通常のロケットランチャーとは以下の違いがある。

 ・チャージ時間が短い

 ・チャージダメージ倍率は低い

 ・攻撃範囲も狭い

ただし、フルチャージの攻撃を一定回数当てるごとにスキル1の追加効果が発動し、3回、6回、9回ごとに指定条件の敵に追撃が入る他、フルバーストタイムが発生すると装弾数が一定時間上昇し、弾丸もスキルレベルに応じてチャージされる。


バーストスキルを使用すると、スキル1の効果が一定時間変更され、「1回、2回、3回」ごとに追撃が入るようになり、攻撃力とチャージダメージも向上する。


総評としてみれば風圧属性きってのオールラウンダー。雑魚にもボスにも強く、使う場所を選ばないアタッカー。一方で、フルチャージで攻撃を当てる必要があるため手動よりオートの方が火力を出し易い。


またフルチャージまでの時間次第で総合的な攻撃力が変わるので、チャージ時間短縮のバフを持つ味方と組ませたり、リロード回数を減らすために装弾数アップや弾数チャージのあるキャラと組ませたい。

鉄板構成としては、リターブランノワールアリスと組ませるとシナジーが噛み合う完成度の高い部隊となる。


関連動画編集

NIKKE紹介 - 紅蓮:ブラックシャドウ

NEW YEAR, NEW SWORD PV

NEW YEAR, NEW SWORD主題歌「Camellia」

NEW YEAR, NEW SWORD特別動画


関連イラスト編集

紅蓮センシティブな作品

紅蓮NIKKE - 紅蓮:ブラックシャドウ


関連タグ編集

勝利の女神:NIKKE ピルグリム(勝利の女神:NIKKE)

ゴッデス部隊 紅蓮(勝利の女神:NIKKE)


以下、ネタバレ注意編集

















過去、大切だった姉「薔花」

センシティブな作品

2023年の年末~2024年新年に開催されたイベント「NEW YEAR, NEW SWORD」にてその過去が明かされる事となった。


元は人間であり、量産型ニケとして生まれ変わった。

以前の記憶は無かった物の、「薔花(そうか)」は実の姉であると直感で理解し、また薔花も紅蓮は妹であると理解していた。

ラプチャーに対する戦法が確立する前の時期であり、彼女らは実験的に構成された「近接戦闘部隊」として、ラプチャーと戦いつつ様々なデータを収集するのが目的で結成された。


なお、姉の薔花との手合わせは、紅蓮の975敗10引き分けと大きい差があった。

実戦に投入され始め、部隊は危険も大きい戦闘を繰り返すも、徐々に支給が滞り満足に修理もされなくなっていく。

過酷な戦闘で部隊内の絆は強くなっていったが、戦死者が出始め部隊は疲弊していった。

思考転換を起こし、狂乱した仲間を斬ったり、建物の爆破に巻き込まれた者もいた。

また、ボディの故障によりラプチャーの攻撃が避けられず死ぬ者も出た。

近接戦闘部隊はボディの軽量化を優先したため、脆く、またつねに最前で戦わざるを得ないと言う過度のストレスで思考転換を起こし易いと言う欠点もあった。

指揮官に対し現状の改善を薔花と共に上申するも、「更なる成果を出せ」と言うけんもほろろな対応だった。


埒があかない現状を憂い、薔花は指揮官を脅して現状を改善しようとしたが、紅蓮は人を守るはずのニケがラプチャーを破壊する剣で人を脅すのは道義に反すると反発。

仮にこの反乱が成功しても、一時的な状況しか改善されず、人類連合軍からは裏切り者とされ、一方でラプチャーが味方として迎えてくれるわけでも無く、今まで通り戦い続ける必要があるのは明白だった。薔花は次の任務が終わるまで計画を先延ばしにしたため、紅蓮の説得は成功したように思えた。


しかし、既に近接戦闘部隊に対してラプチャーに対する実効を上層部は見限っており、出来る限りデータを取ってその中の最上位の1人だけをフェアリーテールモデルへと製作し直す事を考えており、補給が無いのも最後の一人となるまで、わざと全滅に向けさせていると言う物だった。

この時に薔花は指揮官から、「トップである薔花以外の全員が死んでくれ。」と文句を聞かされており、何を守り、何を見捨てるのかと言う判断を迫られ、薔花は反乱を決意していた。

(なお、この指揮官は無能ではあるが、上層部から気が滅入る損な仕事を押し付けられてしまった人ではある。)


残りの止める仲間を斬ってでも反乱を起こした薔花は、通常であれば人間に対し反乱や裏切りが出来ないようにするNIMPHを騙す手法を編み出していた。


NIMPHの効能は個人差はあるが、武器が刀である以上明確な殺意が明らかになるため、意図した殺害は非常に難しい。(後年となるが、人間を直接狙わず、跳弾によって人間を負傷させる事の出来るニケが出てきている。)

また、ニケが人間を意図的に殺害する場合はラプチャーにNIMPHが改変されてしまった時などのケースや、殺人と言う制限のロックが外れた特殊な用途のニケに限られる。

また、戦闘中に流れ弾が当たってしまうなど、ニケが原因で人間が死んでしまう事はあるが、当然これは事故であり、明確な意思を持った殺人には当たらない。


しかし、赤い布で目を隠し、対象を「人間」として認識しない視覚情報を得た上で、斬る相手は「ラプチャー」であると自己暗示をかけることで、薔花は問題無く指揮官の殺害が行えてしまった。

この時に仲間も巻き添えにしてしまったが、これは動くなと言ったのに動いてしまったためで、斬る相手を誤認してしまったため。この犠牲に関しては薔花も心を痛めていた。

薔花


史上初の人間を意図して殺害したニケとなってしまった薔花と対峙するが、薔花の人類に対する絶望の気持ちは変わらず、紅蓮が終わらせなければ目隠しをしたまま人間だろうと、ラプチャーだろうと動く物を斬殺するつもりだった。薔花は自分が最後を迎えるなら紅蓮との戦いで終わりを迎えたいと願っており、紅蓮は薔花と戦い、薔花の剣を弾きコアに突きつけたが、姉を殺すと言う事に躊躇いが生じた。

薔花はその気持ちをわかりつつも、その手で紅蓮の刀を自身のコアへと突き刺し、破壊したことでこの事件は終わりを迎えた。

薔花は全てを犠牲にしてでも、たった一人の妹を守ることを決めたのだ。

黒紅蓮


一方で勝手なことに戦況の悪化もあり、この状況を人類連合軍は把握しておらず任務失敗による全滅であると見過ごされていた。

ある程度時が流れたのちにゴッデス部隊が調査に来た際に、全ては明らかになった。

結果として、安全装置であるNIMPHがあっても「人間を殺害出来る」と言う情報を隠蔽するため、人間に対する反乱では無く、部隊の内乱によって壊滅したと言う事にされた。


その強さから、ゴッデス部隊へ直接スカウトされたが、この時奇しくも、かつての部隊の仲間が言っていた「ゴッデス部隊と共に任務。」と言う悲願が実現する事となった。


紅蓮の刀である、百日紅は姉の薔花のコアに刺さっていたため回収されてしまったが、姉の刀である花無十日紅を握り、ボロボロだった刀身は「姉のコア」を使用し修復して、使い続けている。


近接戦闘部隊の計画は頓挫し、以後結成される事は無かったが、ラプチャーは相手の攻撃方法を分析して進化すると言う特徴を持っている。この性質のため、唯一無二である紅蓮の近接戦闘技術に対抗できるラプチャーは出てきていない。

思考転換後の話となるが、数少ない近接攻撃方法を持つラプチャー:ヘレティック「インディビリア」の音速を超える無数の斬撃に対し「技も、策も、狙いもない」(要約:未熟)と言い捨てて真正面から軽々とあしらっている。

(そもそも、たった一人の紅蓮のためだけにラプチャーが近接戦闘の進化をするのも効率が悪い。)

皮肉にも近接戦闘部隊が無いからこそ、紅蓮はラプチャーに対し優位に立ち回れる状況であり、紅蓮と言う存在こそが近接戦闘部隊の完成形と言えなくもない。


関連人物編集

リリーバイス

自身がゴッデスに入る要因となったゴッデス部隊最強のニケ。

イベントストーリー及び、エピソードで二度ほど戦いを挑んだが圧倒的な武力の前に敗北している。その敗北の仕方も地の文を見る限り、ギャグか前衛芸術にしか見えないシュールな光景だった模様。

スカウト

その後も、幾度となくリリーバイスへ挑戦する許可を指揮官から貰おうとして止められている。


スノーホワイト

ゴッデス部隊の装備を調整・作成を行う支援型ニケ。

レッドフードとの仲睦まじいやり取りに、姉とのことを思い出したりしている。

明言はされていない物の、花無十日紅を修復したのは彼女である可能性が高い。

なお、ある勝負で紅蓮は見事に敗北している。


ドロシー

ゴッデス部隊のメンバーで実力はリリーバイスに次ぐ。

犬猿の仲であり、服装のイメージカラーも正反対であり、顔を合わせるたびに喧嘩するためスノーホワイトが対応に苦慮し、指揮官に文句を言うほど。なお、毎回喧嘩を売っているのは紅蓮である。

紅蓮とドロシー

一方で、双方共に認める部分や趣味の部分で通じ合う部分もある。


ラプンツェル

ゴッデス部隊のメンバー。

当時のラプンツェルはレッドフードの手により真のセイジンに至る最中であり、ラプンツェルとの「体を気持ち良く使う方法」について熱い議論を交わした。ラプンツェルが持っている者と同じ本を指揮官から見せられた際も「この様な体術があるとは…!」と色々とズレた感想を口にした。


レッドフード

ゴッデス部隊のメンバー。

初対面で取っ組み合いの喧嘩を繰り広げるなどしたが、根っこの部分で気は合う。世話焼きな彼女に呆れながらも、スノーホワイトとのやり取りを見ては姉を思い出したりしている。

ある勝負では、真っ向から放たれたレッドフードの弾丸を正面から切断しており、タイムアップで勝負がついたにもかかわらず、夜までやっていた。


ゴッデス部隊指揮官

面談では過去の回想にて、彼とのやり取りが展開される。

紅蓮の修行に突き合わされたり、悩みを聞いたり、ある本を見せたりしている。

一方で紅蓮が熱望しているリリーバイスへの再戦許可は出さない姿勢を貫いている。

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