バーニンガム
ばーにんがむ
アーク中央政府軍に複数人存在する副司令官の一人。
アークには副司令官が現在までに3名確認されており、その中の一名である。
※他の副司令官は指揮官の直属の上司であるアンダーソンと、ドバン。
話すときは、どもり(吃音)が酷く、態度もおどおどしている感もあり頼りない雰囲気がある。
ただし、副司令官だけあって相応の責任感はある。
ロイヤル層の出身。
息子がおり、彼に関するクエストは息子関連の物が多い(子供のプレゼントが地上向けの物資に混ざっちゃったから回収してくれ、など)。
容姿は、左右に分けた髪型で、後頭部を刈り上げており、左右に伸びた口ひげが特徴。
また、イージス部隊が主催する船上パーティーには頻繁に訪れており、その面倒を見ている。
これは恐らく、維持費に莫大な金がかかるイージス部隊が地上奪還に際し、必要になる場面があると考えているためであろう。
仮にイージス部隊を無くすと、地上奪還に際し、海上に逃げたラプチャーを攻撃する手段が消えてしまい、再度部隊を創設するにしても時間がかかってしまうためと思われる。
最初に登場したのは新年のイベント「BRAND NEW YEAR」で登場。
子供に渡すプレゼントが地上行きの物資に混ざったので取り戻してほしいと言う事で、玩具の回収を頼まれたのが最初である。
しかし、メインクエストでヘレティック・モダニアを確保した指揮官が前哨基地に戻ると、モダニアを確保、解析する事でアークの科学は100年進むとして、モダニアをアークに提供する事を命令。
無論、これはモダニアを解析するために解体までして検分する事を意味しており、指揮官に従える命令では無かったため、拒否される。
すると、自身の命令権をもってトライアングル部隊を持って前哨基地を襲撃させるも、強引な行動に気付いたアンダーソン副司令官が乗り込み、説得したため、一時的に兵を引かせた。
しかし、アークの技術を100年進めれば地上奪還も夢ではないため、その後も諦めずに毎日の様に前哨基地を襲撃させ、地上へ逃れようとする指揮官をシージペリラスに命令して追わせると言う事までした。
結果として、モダニアはピルグリムたちの手に渡り、手の届かない場所へ行ってしまった。
なお、この行動はプレイヤーからのヘイトは買った物の、そもそもこの世界では消耗品であるニケの生死をいちいち気にする方が異端と言う意識が強い(そのため、ニケの負傷をいちいち気にしたり、環境に気を配ったり人間らしく扱う指揮官の方がおかしいのである)。
また、仮にモダニアを解体・解析すれば様々な情報が得られるため、科学力の向上が見込めるのは、ほぼ間違いない他、モダニアを量産型としたニケを作り上げた場合、地上奪還の大きな戦力になる事は間違いが無い。
そのため、アークの上層部に立つ者である以上、人類全体の利益とニケ1体を天秤にかけた場合、彼の行動は必ずしも批難される物ではない。
ただ、この時にトライアングル部隊で前哨基地を初手で襲撃させた事は、カウンターズに恨まれており(特にアニス)、後に、日常用ボディのトライアングル部隊を助けるために一悶着あった(尤も、ニケである以上命令には従わなければいけないので、当然この責任はバーニンガムにある)。
その後は、地上を捜索するカウンターズを調べればモダニアの居場所がわかるのではと思い、パピヨンを使用して密かに見張らせたが早々にバレてしまう事になる。
パピヨンはその後、エデンとの交渉の際に機密保持として人質となってしまうが、エデンでドロシーと渡りをつけ、アークとエデンのパイプを作る事に成功。
これによりアークにはエデンの進んだ技術の一部が入る事になり、地上で展開可能なステルス技術を手にしたため、比較的安全に地上を確保出来るようになった。この装備によりカウンターズは地上を一部とはいえ、奪還と言う状態に持ち込んでいる。
なお、この交渉に際し、バーニンガムは自らの権限でもってドロシーにアークのチャンネルを一つ譲り渡している。
モダニア事件に際し、すったもんだはあった物の、その手腕と能力は高く評価している。
アークテロ事件でアンダーソンが動けない状態になった際、「アンダーソンがいれば……。」とこぼしていた。モダニア事件以降も、あの時の事は大人の対応として蒸し返してはいない模様。
モダニア事件では命令に従わない、常識の無い指揮官ではある物の、ヘレティックの撃破や複数回地上に出撃して負傷を被っても戦果を常にあげているため、「問題は起こすが優秀な人物」と言う評価。自分に逆らった人物にこう言った評価が出来る辺りは、やはり副司令官たる度量は持っている事がうかがえる。
バーニンガムの真実(※この先ストーリーのネタバレが含まれます。)
吃音が酷く、おどおどした態度を取るのは演技であり、普通に喋れるし堂々とした性格。
普段、演技しているのは相手を油断させ、有利な条件や言質を取るためであり、計算高い。
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