概要
真っ白な犬のような胴体にピルグリムのドロシーによく似た頭部を持つ謎の生物。
どこから来たのか?ニケなのか犬なのか?目的は?
NIKKEあるところに必ず現れ時にはGIF画像で動き回り、時にはYoutubeで大暴れ、我々は一体何を見せられているのだろうか?
ドロシーに限らず、その現象は様々なニケ及び、一部の人間にも波及している……。
由来
Doroの誕生はNIKKEリリースより更に前まで遡る。
かつて韓国ゲームメーカーLION GAMES開発のMMORPG「ソウルワーカー」にステラ・ユニベルというキャラクターが存在した。
このキャラクターのファンアートの一つに犬のように描かれたステラが犬ぞりを引くというものがあった。
そしてこのステラ犬がスタンプ化、現在のDoroの原型はこの頃に出来上がったと見られる。
Doro誕生
Doroが最初に確認されたのは諸説あるが、ドロシー実装後しばらくしてアジアNIKKE公式Discordの絵文字に採用されている。
この頃からDoroが徐々に認知され始めるが、それでもごく一部の指揮官が知るのみであった。
爆発的にDoroが広まったのはクリエイターMusan_Pro氏によるNIKKE二次創作作品からと言われている。
この頃の作品からDoroが描かれておりMusan氏のDoroは特徴として服を着ている、DoroDoroという鳴き声を発することからDoroDoroもしくはMusanDoroと呼ばれることも。
ドロシーの意匠は持ちながらもメインストーリーとイベントOVER ZONEの悲壮感あふれるドロシーとは似て異なるギャップが受けたのか様々な三次創作や派生作品を生み出していく。
広がり始めた人気は留まることを知らず、権利者が曖昧なことも併せて数多くの非公式グッズが販売されるほどとなった。
公式Doro
一部界隈に留まっていたDoroがNIKKE界隈全体にミーム感染し始めた2024年4月、まさかの公式Doroが登場。
エイプリルフールのイベントで期間限定だがDoro風にアレンジされたシュエン、シフティー、メティスが登場。
Doro化したメティスはシュエンのバーストスキルにも登場。
これにより全ての指揮官がDoroの存在を知ることになる。
さらに同じ年のTOKYO GAME SHOW2024ではレベルインフィニティのNIKKEブースにて来場者プレゼントとしてうちわが配られた。このうちはには取っ手にDoro化したシフティーとシュエンのキーホルダーが吊り下げられており、これが初の公式グッズ化となる。
Doroの権利者
現在Doroの著作者は明らかになっていない。
しかしSHIFT UPでは爆発的人気となったDoroをなんとかゲーム内で登場させようとDoroの許諾を得るため著作者を探していた。
TGSでのユ・ヒョンソク氏のへのインタビューによれば、Doroは頭部と胴体の著作者が別々に存在する。
許諾を得るために著作者を探し胴体は比較的早くコンタクトを取ることが出来た。
しかし頭部の著作者探しは難航しかなりの時間を要したという。
時間はかかったが頭部と胴体、両方の著作者から許諾を得ることが出来たため晴れてゲーム内実装とグッズ化にこぎつけることが出来た。
世界に広がるDoroの輪
現在DoroはNIKKEの世界を飛び出し様々なゲームやアニメのキャラと融合し二次三次創作され続けている。
また世界各地でDoroは愛されメキシコではNIKKEファンによるNIKKEファンのためのElotes Doroなるスナックバーが作られるなど、その人気は留まるところを知らない。
Doroを載せたトラックが日本を爆走!
ドロシー公式コスプレイヤーの伊織もえ氏が発案した、Doroの空気人形を載せたトラックが梅田をはじめ、東京方面を走る公式イベントが開催された。
大きいトラックの中に、ドロシー、シンデレラ、グレイブ……がDoro化した空気人形が入れられている他、イベント用のノベルティー(スマホクリップとシール)が配布された。
また、オリジナルソング「NIKKE DORODORA ODORO」が流れる力の入れっぷりである。