概要
第23話でその存在が判明した、人里離れた山奥にひっそりと佇んでいる、絶滅したニホンオオカミを供養するべく昔の人が建立したとされる廃神社。
既に人々にも忘れ去られて久しく、鳥居は朽ち果て石段下に無残な姿を晒し、あちこち苔生し賽銭箱も盗まれ、と酷い有様。
神社の入口に鎮座して境内を護っているのは狛犬ではなく、オオカミとなっているのが最大の特徴で、本作の黒幕である、人間達の都合で滅ぼされたニホンオオカミ達の頭領の怨霊と思われるガオウとその眷属達の拠点となっている場所であり、かつてはこの一帯は彼らのテリトリーであったとされている。
ちなみにその神紋は、鏡石神社とまったく同じもの(幾何学模様風に描かれた肉球)である。これはいったい…?