ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

※漫画・アニメとWEB小説では一部展開が違う。それ以外にもキャラクターの設定も違う場合がある。


ミーシアン州編集

サマーフォース帝国ミーシアン州


主要人物編集

アルス・ローベント

CV:藤原夏海

カナレ群ランベルクを治めるローベント家の長男。

3歳(漫画1話)→6歳(漫画11話)→9歳(漫画18話)→12歳(漫画28話)。

前世はしがないサラリーマンだったが、異世界に転生し、“鑑定スキル”を手に入れた。

この能力を用いて優れた人材を登用し、領地を強くしていく。

12歳の時に父が病死し、ランベルクの領主となる。

継承戦争でベルツド攻略後はカナレ群長に任命される。


リーツ・ミューセス

CV:坂泰斗

被差別人種であるマルカ人の少年。12歳(漫画1話)→21歳(漫画28話)。

アルスと出会った時も差別を受けていたが、戦闘力を見込まれて家臣となり、レイブンの事も慕っていた。

物心ついた時から奴隷として働いており、妹がいたが離れ離れになり行方不明となる。その後は傭兵団『フラッド』を率いるバロックに雇われた。バロックが戦いで死亡後は傭兵団解散となり、ミーシアンを旅していたが、アルスと出会うまではマルカ人ということでどこも雇ってくれなかった。

アルスの家臣となってからは、戦場ではランベルクの死神と呼ばれて恐れられている。


シャーロット・レイス

CV:佳穂成美

城郭都市カナレで生活していた孤児の少女。11歳(漫画6話)→20歳(漫画28話)。

生まれた時から親がおらず、孤児として生きていた。アルスの財布を盗んだのがきっかけで知り合う。奴隷商に攫われたところで、アルスとリーツに助けれらる。

魔法の適性を見込まれ、女が戦場に立つことで反対していたレイブンからも認められて家臣となる。レイブンのことは親父と慕う。以降は、ローベントの火焔姫と呼ばれ、給金のほとんどは孤児に使っている。


ロセル・キーシャ

CV:岡咲美保

狩猟を生業とするキーシャ家の少年。5歳(漫画13話)→11歳(漫画28話)。

兄たちとは異なり、虚弱で怖がりな性分であるが故に、家族からは才能がないと思い込まれている。母が死んでから父親とギクシャクしていた。

知略に優れており、アルスの家臣となり、父親とも和解。

ミレーユには振り回されるが、彼女とは師弟関係を築く。


リシア・プレイド

CV:花澤香菜

カナレ郡トルベキスタ領主・ハマンドの娘。10歳(漫画19話)→13歳(漫画28話)。

アルスの許嫁でもある。賢明かつ可憐で、愛嬌もある、正に文句の付けようがない少女。

観察眼に長けている。ステータスは政治と野心が高かった為、当初アルスから警戒心を抱かれていた。野心が高い理由は素晴らしい男性に見初められることが理由だった。アルスと出会って以降は婚姻したいと考えている。

皇帝に仲介をお願いする際に交渉人として、レングの正直さも利用して交渉を勝ち取る。その時にアルスと婚姻関係を結び、継承戦争後に結婚式を挙げる。


ファム/マザーク・ファインド

CV:戸松遥

隠密行動に特化した傭兵団「シャドー」のリーダー。22歳(漫画36話)の男性。

表向きは女装して、居酒屋のウェイトレスを務めている。

先代よりもかなりやり手の団長で、引き受けるのは気に入った依頼のみ。

リーツが傭兵団の伝手を頼ってアルスと知り合う。それ以降、シャドーの団長であることを見破ったアルスに対して興味を持ち、度々依頼を受ける。

悪魔と呼ばれた自分達を人として接してくれるアルスの人柄を見込み、継承戦争でスターツ戦終了後、シャドー傭兵団共々アルスの家臣となる。


ミレーユ・グランジオン

CV:生天目仁美

各地を放浪しつつ、酒を飲み歩いている女性。30歳(漫画42話)。

帝国暦181年6月15日生まれ。ミーシアン州アルカンテス出身。

性格は破天荒で、余りにもマイペースなため、他人との間で絶えずトラブルが起きる。

思っていることはすぐ口に出すが、本心は隠しがち。

弟トーマスがいるが、父の一件で対抗心を抱かれており、ミレーユもトーマスのことを出来の悪い馬鹿な弟と評している。

アマドル総督の家臣だったが、追放されて各地を放浪していた。そんな中、ファムを介してアルスの下で雇われることになった。弟トーマスがバサマークについていたこと、マイペースな性格によって、当初はリーツやロセル達から反対されていた。模擬戦をした後は皆から認められ、正式にアルスの家臣となり、ロセルとは師弟関係を築く。

継承戦争でベルツド攻略後はランベルクの領主に任命される。



アルスの家臣編集

継承戦争以降でアルスの家臣になった者。


シン・セイマーロ

サムクの少年。香具師。17歳(漫画76話)。兵器適性がSクラス。

技術者で、飛行船を作ろうと挑戦しては失敗している。

継承戦争の合間にサムク街でアルスと出会い、家臣になる。

本人は忠誠心がなく家臣になる話とお金の話は別であると言っているが、アルスが技術力をリスペクトしてくれた期待に応えると約束した。以降はローベント家屋敷の門が機械式になっていたり、井戸も自動で組めるようにしていた。

継承戦争でサイツ軍の侵攻時は、小型飛行機を利用して敵の位置を測る。この計算によって、丘の向こうにいる見えない敵を魔法攻撃できるようにした。

WEB小説では帝都でアルスと出会い、家臣になる。


ブラッハム・ジョー

ベルツド群スターツ出身の少年。17歳(漫画97話)。武器は斧槍(ハルバード)。

単純な性格。肉が好物。喧嘩が趣味。若くて強い女が好き。

継承戦争時はスターツ城の兵士で、スターツ城の悪童と呼ばれており実力は高い。

ステータスでは知略低めだが、武勇と統率の限界値はリーツを超えている。

力と感情任せで大した戦術もないことで、リーツとの戦いに敗れる。戦いの最中で戦いの指導をされたことで、リーツを師匠と慕い弟子入り志願をする。

その後は少数精鋭部隊の隊長となる。サイツとの戦争では殿を引き受け、ザット達部下と共に無事帰還する。


ムーシャ・トリック

カナレ郊外の村出身の女性。16歳(漫画116話)。

シャーロットに次ぐ魔法の才能の持ち主。

裁縫教室に5年通っているが、裁縫や料理ができない。

母の「女は家を守ればいい」という考えに反発し、アルスの家臣募集に参加する。

裏方の事務志望だったが、魔法適性がある為、魔法兵となる。以降はシャーロットと組むことになった。

サイツ軍侵攻時は土魔法で河をせき止めた。この戦争でミーシアンやサイツにも名前が知れ渡る。


ザット・ブロズド

元傭兵。31歳(漫画116話)の男性。

賞金稼ぎや傭兵としてサマーフォース帝国各地を渡り歩いた実力者。

少数精鋭部隊の副隊長となる。単純な性格であるジョーの下につくことが嫌で辞めると話したが、ジョーと手合わせして敗れたこと、アルスの説得で続けることになる。

ジョーとは正反対のタイプだが、頭も切れて経験豊富な面でジョーをフォローできれば、ジョーの統率力を伸ばせるとアルスは見込んでいる。

嫁はおらず、病弱の息子がいた。帝都の病院に行く金の為に戦って稼いだが、帰った時には息子は亡くなっていた。その後は金の為、傍にいてあげられなかったと間違いを認めると自分を保てないという理由で戦いに明け暮れていた。

サイツ侵攻ではジョーの意見で殿を引き受け、ジョーや部下と共に無事帰還する。ジョーの危機では金のために見捨てる選択も考えたが、亡くなった息子と同じく自分の生き方で犠牲したくないと、助けた。


トーマス・クランジオン

CV:間宮康弘

バサマークの家臣。ミレーユの弟。

非常に優秀で、魔法についても博識である。

姉ミレーユには天才だと認めているが、対抗心を抱いている。

バサマークの為ならば使えるものは何でも使い、自分でさえも駒になって自爆することもためらわない。

10歳の時に父エドワールが謀反を企てた件で処刑されたことで全てが変わった。

忠誠心を捨てなかった父を尊敬しており、ミレーユに逃げなかった父を馬鹿されて以降はミレーユに勝つことを目標に動いていた。

平民向けの士官学校に入学し、卒業後は総督に仕えた。

その後はエドワールが無実だと思っていたバサマークに忠誠を誓う。

継承戦争では、ミレーユの上に立っていたが、ロセルに策を見破られ敗北する。ミレーユに認めてもらったことで対抗心が消えた。ロセルにはミレーユに染まり過ぎないよう忠告し、捕虜となる(漫画108話)。

web版では、継承戦争後はアルカンテス城の牢にいた。バサマークの「クランに総督になる器がない」と発言を信じており、総督の器がない者に仕えるつもりはなかった。

ミレーユからアルスの家臣にならないか誘われる。最初は試し期間として家臣になった。カナレの兵士の訓練を任され、万が一クランとアルスが衝突した時はアルスの味方をすると決めた。


ランベルク編集

サマーフォース帝国ミーシアン州カナレ群にある小さな領地。

人口約1000人。継承戦争後はミレーユがランベルクを治める。


ローベント家編集

レイヴン・ローベント

CV:東地宏樹

アルスの父親。ランベルクを統治している。39歳没。

ミーシアン州の片隅にある農村に生まれた。そこの領主は税を多く取る悪徳領主だったせいで貧しい生活だった。そんな暮らしに耐え兼ねて、10歳の時に村を飛び出した。

街で総督を見て、総督になって大勢の人を率いる人物になりたいと思った。

独学で剣の練習をし、圧倒的な戦闘能力でルメイルに一目置かれ、貴族にまで成り上がった。

ハマンドとは16歳の時に模擬戦をやって以来の付き合い。

39歳で病死する。

WEB小説ではグライ病で死亡する。何が原因で病になるのか分からず、最初は風邪のような症状が続き、しばらく症状が収まった後は突然高熱が出る。食欲が急激に衰えてきたり、嘔吐や下痢をするようになったり、ほかの病気にもかかりやすくなったりと、様々症状が出て、死に至る。


クライツ・ローベント

CV:川澄綾子

アルスの母親。


クライツ・ローベント

CV:千春

次男。レンの双子の兄。0歳(漫画11話)→3歳(漫画18話)。

ステータスはレイブンに似て、優れた統率力と武勇を持っている。歩兵適性S、野心が高い。


レン・ローベント

CV:高尾奏音

長女。クライツの双子の妹。0歳(漫画11話)→3歳(漫画18話)。

ステータスは知略と政治力が高い。計略適性A。


その他ランベルクの関係者編集

ミレー・クリスタル

CV:真野拓実

ランベルクの兵士。21歳(漫画1話)。槍兵だったが、アルスの勧めで弓兵となる。


クランツ

CV:玉井勇輝

五十代手前ほどの執事。大昔からローベント家に仕えている。

アルス達の身の回りの世話をしてくれている。


アン

CV:佐々木未来

メイド。丸い眼鏡をつけている。


ガドス・キーシャ

CV:杉林晟人

キーシャ家の長男。ロセルの長兄。12歳(漫画11話)。

接近戦に優れている。

アルスの誘いで家臣となる。


マルクス・キーシャ

CV:丹波哲士

キーシャ家の次男。ロセルの次兄。11歳(漫画11話)。

弓での遠距離攻撃に優れている。

アルスの誘いで家臣となる。


グレッグ・キーシャ

CV:島田岳洋

ロセル、ガドス、マルクスの父親。狩人。

ランベルクに引っ越してきたのを機にアルスと知り合う。

子育ては亡き妻に任せっきりで、ロセルをどう育てていいか分からず叱ってばかりになってしまっていた。その後、父の本心を知ったロセルと和解する。



カナレ群編集

サマーフォース帝国ミーシアン州にある領地。

その中にランベルク領、クメール領、トルベキスタ領がある。


ルメイル・パイレス

CV:てらそままさき

ミーシアン州カナレ郡長。44歳(アニメ第1期6話)。

若い頃はレイブンを取り立てた。

若年にして、優秀な家臣を率いるアルスの今後に期待している。

クランについている。

継承戦争でベルツド攻略後はベルツド群長に任命される。本心では故郷であるカナレ群を離れたくなかった。しかし、アルスにカナレ群長を任せられるか問い、彼の覚悟を見込んで託す。


メナス・レナード

CV:玉井勇輝

ルメイルの側近。40歳(アニメ第1期6話)。

ルメイルの短所を補いつつ、カナレの統治を補佐している。


クラル・オルスロー

CV:麻生智久

カナレ郡クメール領主。老人。アルスが幼い頃から交流がある。


ハマンド・プレイド

CV:塩屋浩三

カナレ郡トルベキスタ領主。リシアの父親で彼女を溺愛している。

一方で頭がよく聞き訳がいい娘に甘えて我慢させていたことにも悩んでいた。

レイブンとは彼が16歳の時に模擬戦をやって以来の付き合いである。

レイブンの代行で会議に参加した際、アルスと初めて会い、手紙を書くよう伝える。

リシアとアルスの結婚申し出に最初反対したが、彼女の意思の固さを見て賛成する。

アルスのカナレ群長任命時は、それに反発する者達を黙らせた。


ジャン

CV:高橋伸也

リシアやハマンドの執事。


サレマキア家編集

ミーシアン州を治める一家。前総督であるアマドル死亡後、総督の座を巡ってクランとバサマークが争う。


クラン・サレマキア

CV:井上和彦

ミーシアン州総督の長男。貿易都市センプラーを治めている。

バサマークの兄。45歳(漫画39話)。

弟バサマークとの戦に勝利し「ミーシアン国」を創るという野望を持つ。

能力は優秀。妻と息子2人いて、特にレングのことは父として悩みを抱えていた。

カナレ群を味方に付けている。

ペレーナ群の件を解決したアルスを見込んで、軍議にも参加させる事に。

部下が皆真面目で意欲的であることと、能力不足であることも見抜いており、今の戦いも厳しいことも現実を見ている。

バサマークからの評価は、人望もあり部下に慕われており、能力も低くはない。ただし、重大な欠点がある為、任せられないと言われている。

継承戦争で勝利後はバサマークを処刑し、ミーシアンの王となる。

WEB小説ではミーシアン独立宣言をする。


バサマーク・サレマキア

CV:堀内賢雄

ミーシアン州総督の次男でクランの弟。

総督の座をかけクランとの戦を始める。絶対に勝てる戦しかしない完璧主義者でもある。

クラン曰く頭の切れる部下が多くいる。

エドワール・クランジオンのことは無実だと思っており、惜しい人を亡くしたとトーマスに話していた。それがトーマスがバサマーク死亡後も、忠誠を誓うことになる。

総督になるつもりはなく、指導者より補佐役の方が得意だと自覚している。しかし、クランにはミーシアンを任せるわけにいかず、クランの重大な欠点があると総督継承戦争でクランと対立する。

継承戦争ではサイツ州と組むも、アルス達の尽力によりクランに敗れる。

最期はクランを頂点に置けばミーシアンが破滅すると予言し、いずれ家臣から信頼を失うと言い残し処刑される。


アマドル・サレマキア

ミーシアン州総督。現在は高齢で体調が悪い。

病で倒れた際、書類で後継者にバサマークをすると残したが

クランはバサマークの謀によるものだと主張したことにより、継承戦争に発展させてしまい

隣のサイツ州からの侵攻も受けるようになる。

何者かによって暗殺される。暗殺者の方もアマドル殺害後に自害する(アニメ1期6話)。

ミレーユ曰くたまにボケているが、面白い人で自分の腕を見込んでくれた人。


レング・サレマキア

クランの息子。20歳(漫画55話)。

物覚えが悪く、自由奔放で正直者。クランも頭を抱えている。

その性格が災いでシャクマとの交渉失敗を招くも、リシアの思惑通りだったので彼女の機転で成功に導かれた。今回の件とルメイルの助言により、リシアに謝罪して性格を改めた。

ミーシアンに帰国後は訓練に励み、継承戦争後は貿易都市センブラ―の領主を任されることになる。


クラン派編集

継承戦争でクランについた者達。それ以外にカナレ群もクラン派である。


マサ群長

CV:小山剛志

クラン派。バサマークの計略によって、マサ群がバサマーク派であると偽装されたことを知った際、アルスと共にペレーナへ赴き、釈明する。


ペレーナ群長

CV:相馬康一

マサ群がバサマークについていると知り、裏切ろうと考えていたが

それはバサマークによる偽装だった為、撤回する。

その後もクランに忠誠を誓う。


クラマント・メイトロー3世

メイトロー傭兵団の団長。31歳(漫画81話)。

帝国暦181年3月10日生まれ。サマーフォース帝国ローファイル州バルカ群出身。

父は死亡。母は健在。リアリストな性格。肉料理全般が好物。趣味は訓練。

強い女が好み。受けた仕事を100%完遂する戦闘専門の傭兵団。

継承戦争ではクランに雇われ、ロルト戦から援軍として来た。


バサマーク派編集

継承戦争でバサマーク派についた将兵達。戦争で敗れた後はクランについたり、トーマスのように牢に入ったものもいる。


リーマス・アイバス

CV:秋元羊介

バサマークの家臣でロマック群長。老将。

継承戦争後はクランに仕える。


カンセス・バンドル

ベルツド群長。継承戦争後は解任。


フレードル・バンドル

サムク群長。45歳(漫画73話)。

5年前(40歳時)に起きたサイツ州との戦争でも生き残り、戦争で成り上がり領主となる。

継承戦争ではトーマスの命令で動く。セレナがワクマクロ岩戦で敗北した時は、咎めもせず無事に帰還したことを喜んだ。

サムク城戦では敵の侵入を許したことで全軍降伏した。

トーマスに領民諸共の自爆命令を出されたことでバサマークに従わないことを決める。抵抗せずに降伏したおかげで、クランからは特に処罰なしでクラン軍として参加する。

ミーシアンで内戦以降はこれまでの敵地の戦と違い、領民にも危害が及ぶので、軍の立ち位置を良くしようと動いていた為、セレナとの関係がギクシャクしていたが、本心を話し和解した。

その後はサムク群長を降りることになる。


セレナ・バンドル

バンドル家長女。18歳(漫画73話)。防御魔法に長けている。

戦場に赴く父を尊敬していたが、継承戦争で目上相手にへりくだる父に失望していた。

父には民の命運を他人任せにせず、先導して指揮するよう説得していた。

サムク戦線では、前哨戦のワクマクロ岩防衛戦で防御魔法を駆使したが、シャーロットの特大魔法に敗れる。処刑されるつもりだったが、アルスの説得、ロセルの提案でサムク城に帰還する(サムク兵で優秀な人をスカウトし、兵士忠誠を誓わない人は武装解除して、サムク城に返して捕虜の交換をする形だった)。

サムク城戦で降伏後は、領主の責任としてこれから強い領地を作るとアルスに語る。

その後、父と話し、本心を知り和解した。


リューパ・ルーズトン

バサマーク派の名将。

クランにこちらにつくよう説得はされたが、妻を人質に取られたことで身動きが取れなかった。自分の事で精一杯な世の中、アルスが自分達の為に助けようと動いたので、戦ではアルス達の応援に駆け付けた。戦が終わった後に倒れるも、マリアが駆けつけて奇跡的に意識を取り戻し、一命をとりとめる。そして、生まれた赤ん坊を抱き涙する。

継承戦争でベルツド攻略後はサムク群長に任命される。


マリア・ルーズトン

リューバの妻。妊婦。

人質となっていたが、ロルト戦の隙にファムによって救助される。その途中に出産した。


ジャン・テンドリー

ロルト城の城主。ダンの腹違いの弟。22歳(漫画89話)。

元は騎馬部族族長の息子。身体も小さく、遠征にも参加させられず、召使いのような仕事をさせられていた。

実は自分を虐げた家族に復讐する機会をずっと狙っていて、騎馬部族の勢力が大きくなるのを待ち、懸賞金がかかった後で兄と父達を殺し、その首を総督に献上したことで貴族となった。ただし、ダンは唯一優しくしてたので、殺さなかった。ロルト戦では持ち前の騎馬隊を駆使して、アルス軍を追い詰めるも、リューパの援軍、更にアルス軍が森に逃げて罠があることを悟り断念する。

途中で命令に背いてアルス軍を追う部下達を放っておこうとしたが、リーツを討ち取りに行ったダンを見捨てることができず、助けに行った。クラマントに敗北し、捕虜となる。自害しようとしたダンを止め、ダンが生きていることに涙を流し、戦いが終わった後に故郷へ帰ると約束する。

web版では戦死。


ダン・アレースト

ロルト軍の将軍。ジャンの腹違いの兄。26歳(漫画88話)。

強さはリーツと互角。元は騎馬部族の族長の息子。ジャンが虐げられた際、家族の中で唯一スープをあげたりと優しくしていた。その為、ジャンからは家族殺害の際には殺されなかった。

ロルト戦ではアルス軍を追い詰め、アルスを討ち取ろうとするもリーツに阻まれる。リューパの援軍が来て逃したことでジャンから追撃を断念するよう命令が出たが、それを無視してリーツを討ち取りに行く。リーツとの一騎打ちでは知力で敗北する。自分のせいで負けたと自責の念から自害しようとしたが、ジャンに止められる。戦いが終わった後にジャンと故郷へ帰ろうと約束する。

web版ではリーツとの戦いで戦死。


その他編集

エドワール・クランジオン

ミレーユとトーマスの父。故人。

総督であるアマドルに忠誠を誓っていた。

トーマス10歳、ミレーユ14歳の時に謀反を企てた件で貴族の地位剝奪、処刑が決まる。

無実を訴えたが、数名の密告によって処刑は撤回されなかった。

最後に子供達を取り立てを願い、もし叶わないなら2人の殺害を願い出る。これは、エドワール自身が自分以上に子供達が優秀であると一目置いており、他州に渡ればミーシアンを脅かす存在になると脅す。

トーマスからは忠義を持つ父を尊敬されており、バサマークもエドワールが無実だと思っていた。


バロン

ロルト城下町の町長。


サマーフォース帝国の帝都編集

皇帝/シャルル・バイドラス

18歳と若く、傀儡と化している。漫画では会話の中で出るのみ。

WEB小説では、パラダイル州を同盟に組む際、仲介をお願いする際に登場する。

名前はシャルル・バイドラス。サマーフォース帝国の十二代目皇帝。平凡な顔した青年で野心はゼロ。

8歳で跡を継いで、家臣達の傀儡となっていた。


シャクマ・ドリーズ

サマーフォース帝国の宰相。28歳。

少し長めの赤髪。顔は陰険そうな雰囲気。

ステータス上では、野心が高く、計略Sクラス。

国の政治を1人で行っている。

アルス達が継承戦争で、パラダイル州との交渉の仲介を皇帝に頼む際、皇帝に代わって交渉した。


サイツ州編集

ミーシアン州と隣接している為、よく小競り合いを起こす。

ミーシアン州総督の継承戦争では、内乱でグレンダが勝利した後、カナレ群に侵攻する。


グレンダ・ドマートソン

サイツ州総督。バサマークと同盟を組む。

カナレを占領し、アルス・ローベントが欲しい為、カナレに侵攻を決意するも敗北し断念する。


ボロッツ・ヘイガンド

グレンダの家臣。サイツ州の内乱を指揮した。

継承戦争のカナレ防衛戦では、サイツ軍侵攻するにあたって指揮官を務める。



関連タグ編集

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

関連記事

親記事

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる てんせいきぞくかんていすきるでなりあがる

子記事

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました