CV:クリスティン・ベル(原語版)、日本語吹き替え版は神田沙也加(初代)/清水理沙(二代目)※1
概要
『アナと雪の女王』に登場するアレンデール王国の第二王女。
エルサに次ぎ、オラフと並ぶ人気を保っており、『アナと雪の女王』は主にこの3キャラクターが世界中で人気を施している。
劇中での活躍
アナと雪の女王
幼い時に事故で意識不明になり、トロールに救われたものの、その頃の記憶を一部無くしてしまう。
彼女を助けようとして逆に負傷させてしまった姉・エルサが外界から遠ざけられるに伴って、長い期間を城の中で過ごしてきた為、社交経験は皆無に等しく、様々な憧れが膨れ上がっている。いわゆる世間知らずで、楽観的な性格。
自室に閉じこもるエルサを案じているものの、前述の理由で原因が分からない為、自分を避けるような振る舞いをする姉に対してはわだかまりも抱えている。
世間知らずのため、戴冠式の日に出会ったハンスとその日のうちに勢いで婚約してしまうが、当然のことながら、エルサには反対される。ハンスとの婚約を認めてくれないことに怒ったアナが、今までのわだかまりも含めてエルサに怒りをぶつけたことで、エルサの魔力の暴走と彼女の出奔を招いてしまう。出て行ったエルサを探すことにしたアナは波瀾万丈の冒険に乗り出すことになり、その冒険を通じて純真さと勇敢さを併せ持つ能動的なプリンセスとして成長していく。
アナと雪の女王2
本編から3年後、エルサ、オラフ、クリストフ、スヴェンと共に王国の秋の到来を祝う。ある夜、皆が眠りにつくと、エルサが自分を呼ぶ謎の声を聞き、その声を追いかけるうちに、無意識に精霊たちを目覚めさせてしまう。
エルサとオラフと共に北へ進み続け、両親の船の難破跡と母親が過去の記憶を含むと伝えた伝説の川アートハランへの地図を発見する。自分のせいで両親が死んだと責めたエルサに対してこれは両親の決断だと説得する。アートハランに行こうとしたが、エルサがこれ以上巻き込ませたくないため、オラフと共に氷のボートで引き離された。
エルサのメッセージを受け取ったアナはダムを破壊することを決意。巨大な地の精霊たちをダムに誘い込み、ダムを岩で破壊させる。精霊の一人がアナにエルサが無事であることを知らせ、二人は再会。エルサが二人が人々と精霊の間の橋であることを説明する。その後、エルサが王位を辞退して新しいアレンデールの女王になった。
容姿・性格等
背丈はエルサよりやや低いものの、決して小柄ではない。
ストロベリーブロンドの髪だが、5歳のときに魔法を頭に受けた影響で一房だけがメッシュのように白い。但し事故を知らない本人は生まれつきだと思っている。
中盤ではエルサの魔法を体に受けた影響で髪の白色化が進み、終盤では総白髪になってしまっていたが、最終的に魔法が解けて髪色もすべて元通りになった。
常に明るく快活な性格だが、姉同様に閉鎖された環境に育ったせいで良くも悪くも世間擦れしておらず、短絡的で無鉄砲な所があるのが玉にキズ。ハンスのうわべに騙されてしまい、勢いで婚約までしてしまうなど、かなりの世間知らず。
姉を捜す冒険を通じて一途さや芯の強さが引き出され、いざと言う時は凛々しく勇敢な側面も見せる。
演者について
※1 日本語吹き替えは神田沙也加が担当している。
戴冠式の朝に『For The First Time In Forever(生まれてはじめて)』を歌う彼女のあまりの愛らしさにやられた観客は数知れず、見事な吹替えを称賛する声も多い。
しかし、神田が2021年に死去して以降、ディズニー・オン・アイスの2022年公演より清水理沙が後任となっている。
関連イラスト
別名・表記揺れ
当初は映画の日本公開日が全米公開から4ヶ月ほど遅れているため、英語表記の「ANNA」での投稿のほうが多かった。
シュガー・ラッシュ:オンライン
シュガー・ラッシュ2にて、実在のサイト「Oh My Disney」のプログラムキャラクターとして姉のエルサや他のディズニープリンセスと共に登場。
また、インターネットサイト内のキャラクターとして登場したため、現代的な部屋着姿の披露も実現しており、そのシャツにはサンドイッチの絵に加えてFINISH EACH OTHERSと
「とびら開けて」の英語版の歌詞の一節がプリントされておりハンス王子との掛け合いを連想させるデザインとなっている。
関連項目
エルサ クリストフ・ビョルグマン オラフ ハンス・ウェスターガード