概要
ボードゲームの形をした箱で、触れた者を問答無用でゲームの世界の中に閉じ込める。脱出するにはクリアする必要がある。
映画ジュマンジと曼荼羅を掛け合わせていると思われる。(ゲームに使用するカードの背表紙には曼荼羅風の絵が描かれている。又、エリアマップも曼荼羅模様の形状になっている。)
中は広大な欧州中世のファンタジーチックなジオラマとなっており、様々な役割を持ったキャラクターが存在する。入ってしまうと能力に制限がかかるようで、ジオラマ内のゲームをクリアするには申し訳程度の武器でやりくりする必要がある。
なお、通貨はカエルの折り紙となっている。
登場するキャラクター
ボードゲームをクリアするには、4つの世界で敵キャラ達を倒しながらそれぞれの封印を破壊する必要がある。通貨のカエルを持っていると助けてくれる者もいる。
- カーマイン:ジオラマの入口付近にいる巨大兵士。倒すと装備が使えるようになる。
- モグモグボンゴ:お菓子のアスレチックにて登場するコック。指定されたスイーツにふれないと、問答無用で処刑しようとする。倒すと食べたお菓子の能力が使える。
- カチンコチンコスティヌス:メデューサの姿をした石の化物。塔を登っていき、プレイヤーに襲いかかる。倒すと石に変身できる。
- カエルのコックさん:お菓子のアスレチックでの対戦相手。ゲームを進めるには彼等を倒す必要がある。
- カエルのお肉屋さん:通貨のカエル×2でお肉を販売する。
- カエルの宿屋さん:通貨のカエル×2で宿に泊めさせてくれる。
- 攻城戦の兵士:四種類に分けられる兵士達。戦士→弓兵→魔法使い→重兵→戦士 と相性があり、ゲームを制覇するには彼等の相性を駆使して上手く扱う必要がある。
- ベヒモス:攻城戦にて登場。像のような巨体で突進してくる。
- ワイバーン:同じく、攻城戦にて登場。竜のような姿で上空から炎を吐いてくる。
- グリフォン:鷲と獅子が融合した化物。上空から電撃を飛ばしてくる。
余談
単行本17巻のおまけページにはこの團曼羅のすごろくやキャラのコマが載っており、印刷して遊ぶことができるぞ。
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以下、ネタバレ注意
ターボババア「これはボードゲームなんかじゃねぇ!!“呪行李”だ!!」
ターボババア「凶悪な妖怪を呪いの力で箱の中に閉じ込めておく封印の箱だ!!」
しかしこれはボードゲームなどではなく呪行李と呼ばれる呪いの力で妖怪を封じる箱であった。
更に4つの世界にある封印を司るカーマイン、モグモグボンゴ、カチンコチンティヌス、そして攻城戦の敵キャラ達は実は妖怪を閉じこめる役割を担っていた守り神であり、モモ達はそうとは知らず彼等を倒してしまった。
ゲーム風になっていたのも「ゲームにすることでクリアして脱出できると思い込ませ、守り神達を倒してもらい封印を解かせる」ことを目的とした妖怪の策略であった。
そして封印が解かれ、封じられていた悪魔が遂に姿を現す…