千葉県において鉄道事業・不動産業を行う準大手私鉄。
名前の通り、京成の子会社である。
新京成線
路線は松戸~京成津田沼間26.5km。新津田沼まで標準軌複線、新津田沼と京成津田沼の間は単線。
京成電鉄の子会社。京成千葉線への乗り入れを行っている。かつては同じ京成グループの北総線への乗り入れも行っていた。運賃が安く、端から端まで乗り続けても250円で済む。
カーブが異常に多く、曲がりくねっているのが特徴だが、カーブが多いのは元々は日本陸軍の演習線だったためである。演習線時代にはもっと途方もなくカーブだらけの線であり、これでも私鉄として開業する際にかなり直線化している。路線は下総台地の上を走っており、トンネルも川に架かる橋も高架線(現在新鎌ヶ谷付近で立体化工事中)も一つもない。
実はこの演習線、今でこそ京成の物だが、これを西武と京成で取り合いをしたらしい。
もしこの時に西武が勝っていたら、この線は新西武線に成っていたのか?
車両
現有形式
N800形
新京成最新車両。京成新3000形をベースにした兄弟車。800形の後継として造られた。
8900形
新京成では初の軽量オールステンレス車で、唯一、京成乗り入れ非対応。
8800形
日本の直流1,500V鉄道路線用としては、VVVFインバータ制御を本格採用した初の車両として有名。
京成乗り入れ対応の6両と京成乗り入れ非対応の8両が存在。
8000形
前面のデザイン・配色から「新京成の狸」の愛称で呼ばれる。全て6両。
過去の形式
800形
2010年7月17日に実施されたダイヤ修正で朝ラッシュ時の運転間隔を現行の4分毎から4分30秒毎に変更されたのにともない、定期運用から離脱した。
そして翌週の7月24・25日に事前申込制の「さよなら800形イベント」が開催され、営業運転を終了した・・・・・筈だが、その後も、何事も無かったかの様に営業列車(しかもラッシュ時に)として走っている姿を、沿線のファンに何度か目撃されている。