宮古諸島
みやこしょとう
概要
八重山諸島と合わせて「先島諸島」「宮古・八重山諸島」「八重山・宮古諸島」とも呼ばれる。ただし八重山諸島とまとめて扱われることを快く思わない人もいるので配慮が必要。
宮古島を中心に、伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島、西に離れて多良間島、水納島といった有人島がある。
行政的には宮古島市、宮古郡多良間村(多良間島と水納島)に属する。沖縄県政上は県の出先機関が宮古合同庁舎(旧・宮古支庁庁舎)として置かれており、宮古島市内を拠点にしている。
宮古郡は2005年の宮古島市成立以降は多良間村のみとなっているが、それ以前は旧平良市以外全て、1947年の旧平良市市制実施までは宮古諸島全域が宮古郡だった。
いずれの島も全体的に平地が多く、最高所でも宮古島の海抜113mである。
伊良部島、池間島、来間島は宮古島と橋で繋がっている。下地島と伊良部島の間は入江水道という非常に狭い海峡に複数架橋されている。
毒蛇ハブは宮古諸島ではいずれの島でも分布が確認されていない(2024年現在)。
人口
総人口は約5万6,000人、うち約5万5,000人が宮古島市民、約1,000人が多良間村民で、沖縄県全体の約3~4%に相当する。
面積
総面積は約226平方km、うち約205平方kmが宮古島市(うち宮古島が約159平方km)、多良間村が約22平方kmで、沖縄県全体の約10%である。
アクセス(2024年現在)
空路
宮古 - 他地域とは羽田、名古屋(中部)、大阪(関西)、那覇、石垣との間に、宮古諸島では多良間との間に定期便がある。
みやこ下地島 - 他地域とは羽田、大阪(関西)、神戸、那覇、香港との間に定期便がある。
多良間 - 宮古との間に定期便がある。
海路
近年まで那覇、八重山諸島、台湾基隆との定期航路があったが、現在は他地域との貨客定期海路はない。
宮古島と架橋されていない有人島のうち多良間島は宮古島平良港から、大神島は宮古島島尻港からフェリーで渡ることができる。
水納島は定期航路が無い。チャーター船を予約したうえで多良間島から渡る必要がある。