概要
ある写真を撮影した時、その現場に無かったはずの物(例として人の顔や体の一部、オーブと呼ばれる人魂らしき発光体など)が不自然な形で紛れ込んでいる写真のこと。あるいは被写体の人の頭部など、本来写っていなければおかしいはずの物が消えている状態の写真も存在する。
大抵は以下のパターンで説明がつく。
・偶然の産物
シャッターを切った瞬間に至近距離を飛んでいた虫が映り込んだ、写っている人の姿勢の都合上、たまたま身体の一部が隠れてしまった、等。
また雨や雪が降っている時や、滝や洞窟など湿気の多い所で夜間、他に光源が殆ど無い状態でフラッシュを焚くと、空気中を飛ぶ細かい水分が反射して写りこむ事がある。所謂オーブの正体は大体これ。
・故意にそういう風に見立てた写真
シミュラクラ現象なども参照されたい。
フィルムカメラ、特に「写ルンです」等は写真の解像度が低く細部の描写がつぶれてしまい、写っている物が明確に判別できない場合もある。それを利用してもっともらしい説明をつけるというもの。
・フィルムカメラならではのトラブル
多重露光やフィルムの感光などで撮影に失敗した写真にそれらしい説明をつけて、あたかもオカルトのように見せる。有名な「アステカの祭壇」や、アンビリバボーで紹介された2枚繋げて浮かび上がる顔などはこのパターンに該当。
デジタルカメラが普及した昨今、そういった写真は激減した。…が、スマートフォンなどで撮影した際に「誰もいない空間で何故か顔認識した」といった新しいパターンの怪談が生まれている。
・Photoshopなどの編集ソフトなどを用いた合成
最も悪質な例。もはやただの捏造である。
但し、必ずしも全てが嘘だとは言いきれない。
pixivにおいて
pixivでは実際の写真の投稿は対象外であるので、「心霊写真風のイラスト」にこのタグを用いることがある。
また幽霊や亡霊のキャラクター(例としてはこの方)が、二次創作内で日常生活として写真を撮ったり、又はフレーム内に入ったりしたようなイラストに(半ば冗談として)付けられることも。
関連タグ
奇跡体験アンビリバボー:かつては心霊写真を紹介するコーナーがあったが、近年はそういったコーナーは殆ど無い。
あれ、そういえばあのイラストに不自然な顔が……。