民衆が集団で暴行・破壊・略奪などを行うこと。暴動を起こす民衆を暴徒という。発端として、革命・クーデターを企てた首謀者の煽動があることもあれば、自然発生的に起こることもある。いずの場合も、背景として貧困・政治・犯罪などに対する民衆の不満があることが多い。
日本では、戦後の混乱期や学園闘争時代には、革命を叫ぶ左翼が煽動する暴動がたびたび起こっていたが、昭和60年の「10.20成田現地闘争」を最後にその後を絶ち、日本のほとんどの地域では長らく起こっていない。唯一の例外として大阪市の「あいりん地区」があり、平成20年まで実に22回にわたる暴動が発生している。
日本の法律では、暴動に参加した人間は騒乱罪が適用され逮捕される。