1987年に放映されたアニメ「赤い光弾ジリオン」に登場する光線銃を模した、オモチャさながらのハンドガン系装備。コメント欄に見られる"AUW1980年頃、神が人類に与えたと伝承される"との一節は、その放映時期を指し示すもの。同アニメのスポンサー及び、玩具「光線銃ジリオン」の発売元は当時のセガ・エンタープライゼス(現SEGA)という縁もあり、本作PSOに見事ゲスト出演を果たすことに。
攻撃時には、オモチャの光線銃さながらの"ピキューン"といった銃声と共に、その名が示すルビーの如く真紅の光弾を射出。懐かしさや思い入れも手伝ってか、当時を知る成人ユーザー諸氏には概ね好評を博している。
特筆すべきは、そのド派手な弾丸に備わる幾つかの特性。エフェクトを見れば一目瞭然だが、この弾丸はランチャー系装備のそれと全く同じモノであり、その見た目のみならず性質までもが酷似。そのため、高低差を無視してターゲットを強制ロックオンするといった優れた特性を備える他、照準射程もランチャー系装備と全く同等(ハンドガン系射程より1~2歩分リーチが短い)となっている。
通常のハンドガン系装備に比べるとクセが強く、使いこなすには少々のコツを要するも、ライフル系装備に匹敵する驚異的な命中補正を備えるなど、その魅力は極めて多彩。同系装備においては屈指の使い勝手を誇るお勧めの逸品だ。