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野符「武烈クライシス」

やふぶれつくらいしす

野符「武烈クライシス」とは、同人ゲーム『東方永夜抄』の登場キャラクター、上白沢慧音のスペルカード。

概要

東方永夜抄にて、上白沢慧音が使用したスペルカード

自身の左右にそれぞれ三体の使い魔(魔法陣)を配置して回転させ、弾幕を撃たせつつ自らも自機狙い弾を発射する技。

全難易度で名前が異なるスペカであり、Nomalでは『野符「将門クライシス」』Hardでは『野符「義満クライシス」』、そしてLunaticでは『野符「GHQクライシス」』に変化する。

四つの技はそれぞれ『天皇』というキーワードが共通しており、同時に天皇にまつわる危機(=クライシス)を暗示している。

符名の『野』も天皇が所属する朝廷を意味する『在朝』に対抗して、民衆を表す『在野』を元としている。

武烈は第25代の天皇『武烈天皇』を指している。

武烈天皇には跡継ぎがおらず、危うく天皇制そのものを危険に晒す所だったと伝えられている(跡継ぎはやむなく姉が担当した)。

将門とは平将門の事。

平将門は朝廷を転覆させる為、自らを『新皇(新しい天皇)』と名乗って反逆を起こした事で知られている。

義満は室町幕府の三代将軍『足利義満』。

俗説であるものの、足利義満は自身の子を天皇にして足利家を天皇家にのし上げ、日本の掌握を企んでいたとされる。

GHQは言わずと知れた、大戦後の日本を統治していた進駐軍の略称である。

このGHQの司令官に対し米国から送られた指令の中には『天皇制を廃止せよ』という条項も設けられていた。

慧音が永夜抄で使用するスペカは天皇の歴史を描いた物であり、ここではエフェメラリティ137後の歴史をまとめて詰め込んだようだ。