富樫勇太
とがしゆうた
概要
CV:福山潤
「闇の炎に抱かれて消えろ!」
本作の主人公。高等部1年4組。妹が二人おり面倒見はよい。中学時代は子供特有の電波的行動ゆえ、「魔王」や「ダークフレイムマスター」になりきり妄想を闇ノートに書き留め、呪文「闇の炎に抱かれて消えろ!」を唱えて周囲を引かせて孤独だった。後に周囲に迷惑を掛けていたことを自覚し、中二病の忌まわしい記憶を封印すると決意する。猛勉強して知り合いのいない進学校に進み、充実した高校生活を満喫しているが、ふと中二病的なセリフを漏らしたり、制服の下に「闇」の一文字が入ったTシャツを着て登校するなど未だ完治しておらず、Tシャツの件などは周囲に知られている。また、当時の事を指摘されたり振り返っては恥ずかしさに身悶えるが、中二病については自分の過去を反省しつつも否定せず折り合いをつけたいと考えている。
校内でうっかり中二病を発症したところを六花に見られて親近感を抱かれ、強引な求めに抗いきれず契約[注 1]するに至る。彼女の妄想や設定に付き合わされ振り回されっぱなしだが、ガムで釣りながら勉強を見るなど何だかんだ言いながらも面倒を見ている。成績は全般的に優秀だが英語は比較的苦手の模様。高所や、お化け屋敷などの怖いものが苦手。
アニメ版では、入学式当日に六花との契約を強いられ、彼女の設立した同好会にも巻き込まれて行動を共にし、行き過ぎた言動に手刀などで容赦なく突っ込みを入れる。闇ノートに設定イラストを描き慣れており絵が上手い。中二病当時に集めた模擬刀や鉤爪、モデルガンを今も所有している。不在がちの母に代わり家事もこなし女子力が高い。
森夏と共にクラス委員長を務め、好意を寄せていたが、その本性を知ってからは悪友の関係となり、次第に六花に魅かれていく。十花の依頼を受けて一度は六花に中二病からの卒業を促すが、彼女の思いや苦しみを知って、真に彼女の求めていたものに気付き、彼女と共に自分の思いのままに生きる事を選ぶ。
〜闇の炎に抱かれて聴け〜(本作のラジオ番組)