※この記事はMiSide本編のネタバレを含みます。
未プレイの方は閲覧に注意して下さい。
概要
「確かに私はミタですが、あなたの知るミタではありません」
CV:花岩香奈
ゲーム『MiSide』に登場する女性キャラクター。複数人いる「ミタ」の内の一人。
主人公と2番目に出会うミタ。
真面目な性格で敬語、自らを1番親切と称するなど強かな面もある。
他の長い髪のミタ達と違い、髪は下ろしている。
バージョン1.9の地下にある牢屋に囚われていたところを主人公に助けられる。
主人公に味方として、バージョン間を行き来できる指輪を渡した。
主人公から鍵を渡されてもすぐに逃げず狂ったミタから情報をひきだしてからなど頭はかなり切れる。
狂ったミタが使っていた家は元々は親切なミタの物で、別のプレイヤーと一緒にいたところを彼女に襲われ、そのプレイヤーがカートリッジに変えられた後に牢屋に閉じ込められる。
他のミタ同様にちびミタを生み出すことができるが大半が生まれると同時に死亡し、生き残っても延々と走り続けるだけというある種の異常さがある。
バージョン間を繋ぐ「世界の向こう側」では彼女に話しかける前にアーケードゲームに興じるとやや呆れた対応をされる小ネタがある。
関連タグ
キャッピー(MiSide):仲間。コアルームに行く計画を立てていたが狂ったミタに奇襲されてしまった。
本編終盤でのネタバレがあります。
狂ったミタをリセットするためにコードを入手することには成功したものの、そこでついに彼女も狂ったミタの手にかかり殺害されてしまった。
その際には凄惨な断末魔を上げており、悲鳴及びドアの音が響く部屋まで進む道中は部屋が赤く染まり、部屋のドアを開けたその先にて殺害され首だけと化した親切なミタとそれを持つ狂ったミタに遭遇する事となり、狂ったミタに嘲笑された挙句に遺体を投げつけられ転倒する、徹底的にプレイヤーの感情を揺さぶる演出が展開される。
その後、遺体に近づくと幻のように消えてしまう。跡形もなく消えるので真実ではなかったとも思える出来事だがこれは再起動して初期化されてしまったということを現していると思われる。
その後は再起動し、主人公のことを含めて全て忘れてしまったが、その手の中にはバージョン間を行き来する指輪と狂ったミタのものと思われるコード番号が書かれた紙片が握られており、主人公・プレイヤーに大きな希望を持たせる事となる。
転倒させられた際にすぐに起き上がらずに首だけになった親切なミタを見続けると一瞬だけ不気味に笑うという小ネタがある。
謎
何故指輪を持っていたのか
プレイヤーが台所にあった指輪を見つけ、指輪から視線をそらすと料理がはじまる。
そして、牢屋にいる親切なミタから指輪を渡されるが指輪に代表されるこれらのアイテムがインベントリに複数あるのかなどは分かっていない。
生き残り続けた謎
キャッピーやミラ、壊れた小さなミタなどは出会い頭だったり、破壊し続けるだけの理由があるだけに彼女だけが最終盤まで生き延び続けるのだがその理由ははっきりしていない。
狂ったミタが最後のシーンで「もっと早くあの子を殺せばよかった!」といつでも殺すことはできたが敢えて泳がせておいたとも取れるニュアンスの発言をしている。
不具合だらけのちびミタ
親切なミタが生み出すちびミタの個体の多くは生き延びることが出来ないが他のミタが生み出した個体も同様なのか全く別物なのかも不明。
仮に親切なミタのみがこの状態であるならば、彼女もまた狂ったミタ同様にエラー品である可能性が疑われるが……?
狂ったミタと同一人物?
「親切」とはいうものの、指輪のルートや単独行動でいなくなるなど絶妙な怪しさもある親切なミタ。
その姿が一部ユーザーから「狂ったミタと同一人物なのでは?」という憶測が立っている。
とはいえ、牢屋越しに狂ったミタと対面しているシーンがあるため、同一人物説は成り立たないと見ても良いだろう。
しかし、ショートヘアのミタと同一モデルでありながら性格・思想が違うミタが3人存在しているのが明らかになっているため、同一人物ではなくても同一モデルの可能性はややあり得る。