概要
ある日ジェリド・メサは改札の前で何気ない歓談をしていた。
そんな中不意に『カミーユ』と呼ぶ少女声が聞こえる。
思わず振り向くジェリドだったが、そのカミーユと呼ばれた相手は男だった。
それを見たジェリドは思わずこう口走ってしまう。
女の名前なのに、なんだ男かと。
もしもあの改札の前で 立ち止まらず歩いていれば
君の顔も知らずのまま 幸せに生きていただろうか
説明
Plazmaの歌い出しの歌詞が『機動戦士Zガンダム』冒頭のあるシーンを連想させるものであったため、ジェリド・メサの運命の分岐点とネタにされたことによって作られ、ニコニコ動画に投稿されたMAD動画である。なお、歌い出しがよく言われるが、2番でも「不意に出たあの声を きつく飲み込んでいれば」とツッコまれる形になっている。
この動画を筆頭として問題のシーンと本曲を組み合わせたMADがジェリドの行動を編集し何本も投稿されている。
余談
実のところ、件のシーンはジェリドの不幸だけでなくカミーユの不幸の始まりでもある。
TV版においてカミーユは最終的に精神崩壊まで追い込まれ、精神崩壊しないルートである劇場版においても『母親の死』を筆頭として回避できていない不幸が存在する。
そのため、もしもあの改札の前で 立ち止まらず歩いていればというのはジェリドの言葉で一度立ち止まり、彼を殴りに行っていなければといい変えればカミーユにも当てはまるのである。