インクルージョン

いんくるーじょん

インクルージョン（inclusion）とは、日本語で「包括性」などと訳される言葉。多様な人々が個性を尊重され、社会や組織の一員として活躍できる状態を指す言葉。 または宝石の内包物。『宝石の国』の作中固有用語としても登場する。

概要

インクルージョン（inclusion）とは、

1. 日本語で「包括性」などと訳されることば。多様な人々が個性を尊重され、社会や組織の一員として活躍できる状態を指す言葉。
2. または『宝石の国』の作中固有用語。

一般名詞として

英単語としては「inclusion」。「包括」「包含」「包摂」などを意味する。

社会に関する語句

多様な人々が個性を尊重され、社会や組織の一員として活躍できる状態を指す言葉。

ビジネスにおいては、企業内において女性や外国人労働者、障害者、性的マイノリティなどの少数派も多数派と同様に尊重され、能力を発揮できる状態を指す。

宝石に関する語句

転じて、宝石などの鉱物が固体化、結晶化、成長する過程で含まれる内包物（別の鉱物や液体、気泡などの不純物）のことを指す。

天然物の宝石はこれの含有量が少なく透明度が高いものほど高い価値が付くことが多いが、中にはコランダムや金緑石に内包されることでスター効果やキャッツアイ効果を齎し、一種の付加価値となるルチル(金紅石)のような例もある。

『宝石の国』の固有名詞として

『宝石の国』では主に宝石たちの体内に存在する微小生物を指すことが多い。

その働きにより宝石がヒトの様に活動でき、宝石たちの不死性、運動能力、精神活動、自己の連続性などの要となっている。

作中では『微小生物』の漢字に『インクルージョン』のルビが振られたり、『人間由来のインクルージョン』と呼称されている。

関連タグ

社会　多様性

DEI：Diversity（ダイバーシティ）、Equity（エクイティ）、Inclusion（インクルージョン）の頭文字を取った言葉で、多様性、公平性、包括性を意味する。

宝石　微生物　SF