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狡宜の編集履歴

2013-03-28 20:45:24 バージョン

狡宜

こうぎの

オリジナルアニメ『PSYCHO-PASS』の登場人物、狡噛慎也と宜野座伸元のBLカップリング。

概要

PSYCHO-PASS』の狡噛慎也宜野座伸元のBLカップリングを指す。

「コウギノ」と読むのが主流であるが、「コウギ」と読むこともある。


以下、項目「アニメ」「WEBラジオ」において、狡宜クラスタが一喜一憂したシーンを紹介する。



注意

この記事には、、Twitter等でよく見かけた内容を中心に記載していますが、一部主観も含まれます。



アニメ

  • 第3話「飼育の作法」

狡噛が初めて宜野座を「ギノ」と呼んだのがこの回。

これまで二人がまともな会話をしている描写が無かったため、ファン達に衝撃が走った。

  • 第5話「誰も知らないあなたの顔」

宜野座と常守朱の会話において、宜野座が「かつて俺は過ちを犯した相棒を失った」と発言をしており、宜野座が朱に送った人事課のファイルから、狡噛が3年前の標本事件(正式名称未解決事件・公安局広域重要指定事件102)より以前は宜野座と共に監視官であったことが発覚。

一部のファンからは「5話ショック」とまで言われており、狡宜ファンが一気に増えたのは、この宜野座の発言がきっかけとなっている。

  • 第6話「狂王子の帰還」

八王子のドローン製造工場での金原による殺人と、コミュフィールドのアバターの狂信者であった御堂による殺人、この2つの事件の裏側に、3年前の標本事件との共通点を見出し、自分の書斎へと足早に向かう狡噛のあとを、宜野座は舌打ちしつつも追いかけた。

  • 第7話「紫蘭の花言葉」

桜霜学園の生徒が遺体で発見された事件の捜査から外されてしまった狡噛が、自室での朱との会話の中で「あんまりギノを困らせてもな」と発言。

  • 第8話「あとは、沈黙。」

桜霜学園の監視カメラの映像を一緒に見ている姿からは、かつては共に監視官であり相棒でもあった頃の二人を想像させる。

  • 第9話「楽園の果実」

宜野座が狡噛を呼び出し、今まで「マキシマ(槙島聖護)」の存在を疑い、妄想だなどと酷評していたことを謝る。それに対し狡噛が、「マキシマ」の手がかりを掴むことが出来たことについて「俺は今 久しぶりにとてもいい気分だよ」と言い、その最後に野性的な笑みと声で「ギノ」と言うのを聞いたファンたちが、まだOP前だというのに発狂状態に陥った。

また、雑賀のもとから帰ってきた狡噛に、朱を連れて行ったことについて宜野座が言及するが、狡噛と朱が二人でドライブに行ったことに対する嫉妬ではないかと見るファンは少なくない。

  • 第10話「メトセラの遊戯」

槙島たちの罠に嵌まり、船原ゆきと共に60年前に廃線となった地下鉄銀座線周辺を逃げ回ることになった狡噛。これで狡噛が死ぬことになったらお前のせいだ、と朱に強くあたる宜野座だが、これはどう見ても、あまりに狡噛が心配で八つ当たりしているだけである。

ついに狡噛から連絡が入ったという場面で「ありったけのドローンを急行させろ!」「一台でもいいから到着させるんだ!」と必死の形相で叫んでいることからもわかるが、誰よりも狡噛からの連絡を待っていたのは、やはり宜野座なのだ。

標本事件で「戻れ」と叫んだのに、二度と"こちら側"に戻ってくることはなかった相棒が、また自分の前からいなくなってしまう。彼はそんな不安に駆られていたのだろう。

  • 第11話「聖者の晩餐」

征陸が去った後、腹を鮮血に染める狡噛を見て、宜野座が息を呑む音に注意したい。「しぶといもんだな、まったく」などと発言しているが、内心安堵していたに違いない。

また、ラストのシーンで狡噛が担架の上で意識を取り戻したとき、彼が最初に見たのは、狡噛を見つめる宜野座の姿であった。それは、宜野座がずっと狡噛を不安げに見つめていたであろうことを想起させる。

  • 第12話「Devil's crossroad」

ついに相棒同士であった頃の2人が登場。今では見ることは決して叶わぬ、2人してレイドジャケットを着ている姿や、頻繁に行動を共にする様子が描かれた。

標本事件さえなければ、2人はこの頃と同じように肩を並べ続けることができたのだ。

いつか、2人がまた相棒と呼び合える日は来るのだろうか。

  • 第17話「鉄の腸」

槙島の捜査権を剥奪されたことに激昂した狡噛に「監視官」と呼ばれ、宜野座は言葉を失う。

その一言は、二人の立場が変化してしまったという辛い現実を、改めて彼に突き付けるものだったのだろう。

  • 第18話「水に書いた約束」

宜野座が初めて「狡噛執行官」という言葉を口にした。

また、一係の部屋で征陸と二人きりになったとき、無意識なのかそうでないのかは定かでないが、宜野座自ら狡噛の席に座るという事態が起こる。狡宜クラスタが震撼したのは言うまでもない。

その後狡噛を二係に引き渡そうとしたところを局長に見つかり、狡噛の身柄を拘束せざるを得ない状況に追い込まれた宜野座は、意を決してドミネーターを狡噛に向けるも、局長の手によりそれはエリミネーターへと変形する。

見開かれた双眸、頬を伝う汗、震える右手。その時の彼の表情は、我々が未だかつて見たことのないものだった。それに対し狡噛は、寂しげな笑みを浮かべ、宜野座から目を逸らす。

朱が狡噛をパラライザーで撃つ直前、宜野座は何か決意したような鋭い目つきをする。それは局長に反旗を翻すことへの決意か、それとも狡噛を己の手で殺すことへの決意か。

そして何より衝撃的だったのは、狡噛から朱に向けられた置き手紙である。18話時点では、狡噛が宜野座に逃亡の旨を告げたのかどうかはわかっておらず、狡噛にとって宜野座はもう眼中に無い存在になってしまったのだろうかという疑念すら浮かぶ。

「あんまりギノを困らせてもな」「あとでギノに殺されるからな」―――、あれほど狡噛は、元相棒を気遣っていたというのに。彼はもう、執行官などではなく、ただの潜在犯なのだ。

その事実は、宜野座の心を深く抉ることになるのだろう。

  • 第19話「透明な影」

カウンセラーに潜在犯認定の可能性も否めないことを告げられた宜野座は、突然笑い出す。「相棒が昔、今と同じ状況になったことを思い出し」たからだ。狡噛のようになるまい、と徹してきたというのに、結局自分も彼と同じ道に差し掛かろうとしている。宜野座の笑みは、自嘲的であった。彼の口から「相棒」という言葉が発せられたのは、実にあの5話以来である。

宜野座は局長に掛け合い狡噛の捜索を一係が担当することを求めるが、狡噛を追う以上、彼と「命のやり取り」をせねばならないと征陸は言う。この時ほど、宜野座の激情が露わになったことはなかっただろう。

どいつもこいつも・・・俺を置き去りにして、勝手に向こう側に行きやがって・・・

初めて、彼が本音を零した瞬間だった。自分にとって唯一の、かけがえのない相棒。その相棒に裏切られた彼の、癒えることのない深い傷が見て取れた。

狡噛のバカは必ずこの手で止める。誰が何と言おうとだ」という彼の言葉からは、狡噛が潜在犯に成り果て、本当の人殺しになろうとしている今でも尚、狡噛を殺したくない、失いたくないという強い想いが感じられる。

  • 第20話「正義の在処」

狡噛が残した音声データを聞いた宜野座は、眉を顰め「あいつ・・・!」と零す。

  • 第21話「血の褒賞」

「突っ走りすぎた監視官の末路なんて、俺ぁそう何度も見たかない」という征陸の言葉を聞き、3年前から2年前にかけ潜在犯へと堕ちていった狡噛の様子を思い出してか、宜野座は顔を曇らせる。

瀕死の征陸の傍に座り込んだ宜野座が銃声と足音に顔を上げたとき、目の前にいたのは、他でもない、彼が追い続けた狡噛だった。

カメラワークから考えると、狡噛が最初に視界に捉えたのは宜野座だったと思われるが、狡噛は重傷を負った宜野座には何も言わずに走り去っていった。

これが、二人の再会であり、最後の対面であった。

  • 第22話「完璧な世界」

犯罪係数140前後となり、潜在犯となった宜野座は、執行官となる道を選んだ。かつて狡噛が、そうであったように。

朱との車中での会話で、彼は狡噛について次のように語った。

「あれだけ獰猛な猟犬から首輪が外れたら、それはもう狼と変わらない。寧ろ野生に戻った分、のびのびとやってるかもしれん」

「執行官だった頃のあいつが、気楽にやってた訳でもないだろう。しぶとくて、狡猾で。諦めの悪い男だった」

「どんな過酷な状況だろうと、あいつはきっと切り抜ける」

狡噛慎也という男から、目を逸らし続け、理解するまいとしてきた。

もう今は、そんな必要などないのだ。



WEBラジオ

音泉にて隔週配信のWEBラジオ「PSYCHO-PASSラジオ 公安局刑事課24時」では、各回の最初にオリジナルのショートドラマが撮りおろしで収録されており、そこでも安定の狡宜が繰り広げられている。


  • 第3回

(ショートドラマ)

狡噛が食べているカレーうどんの汁やネギが、宜野座の眼鏡に飛び散ったという。

しかしこれは、普通に食べていたのでは起こりえないことである。

このことから、二人がいったいどのような位置・体勢でいたのかというファンたちの妄想が広がっている。

  • 第5回

(ショートドラマ)

ホロクラッキングの犯罪者を相手に、征陸智己がアニメ第5話でやっていたのと同じように、狡噛が酒を使って対処しようとするが、ホロによる物理的と見せかけた攻撃から狡噛を宜野座が庇おうとしたため、間違って狡噛が酒を飲み込んでしまう。

この酒はアルコール度数96度のスピリタスであったため、狡噛ですら明瞭な意識を保てず、代わりに宜野座がやろうとするも、同じくホロの攻撃から狡噛に庇われ、酒を飲み込む。

人生で初めて本物の酒を飲んだ宜野座は呆気なくダウン、その場で眠り込んでしまい犯人を取り逃がしてしまった、という話である。

二人が互いを庇い合うとき、押し倒す勢いでないと避けきれないのではないかと考えられ、これは六合塚弥生の前で二人が押し倒し合っている様子しか想像できない、との声も。

またこの話で最大の問題となるのが、二人が明らかに間接キスをしていること。狡噛が口をつけた酒瓶から、宜野座は躊躇うことなく酒を口に含んだのである。

最後に眠り込んでしまった宜野座を運んだのは誰なのか、ということについては、高身長の宜野座を運べるのは六合塚でなくやはり狡噛であろう、と推測される。

  • 第6回

(ショートドラマ)

厚生省の最新型オートサーバーについての取材で、二人はコミッサちゃんの姿で鍋を披露することになった。宜野座は「お前と二人で鍋をつつき合うのは、俺だって気が進まん」などと文句を言っていたが、結局は狡噛に鍋料理を食べる際の注意を熱く語りすぎて撮影スタッフに怒られる始末である。

それをいいことに宜野座をからかう狡噛と、震え声で必死に演技しようとする宜野座も、なんとも可愛らしい。

(トーク)

関智一(関)「執行官は一人じゃ外出できませんから~、宜野座さんとか朱ちゃんがいないと、みんなは買い物にもいけないという」

野島健児(野)「いちいち朱ちゃんを連れて行けるっていう特権があるんじゃないですか?ちょっと温泉行きたいからみたいな、一泊(笑)」

「お前監視官なんだから、同室で一緒に朝まで過ごす義務があるんじゃないのか?とかっていう同人誌が作られそう(笑)それが~、うん、同人誌だとそれは朱じゃなくて宜野座で~、そう、『俺は隣の部屋で寝る』みたいになるけど『待てよ』みたいな~」

「『俺の眼鏡は取らないでくれ・・・』」

「絶対そういうノリになりそうですよね(笑)そういうのも、まぁ、1回ぐらいやってもいいんじゃないですか?公式でそういうのやっちゃえばみんなも同人誌作りやすいでしょ

・・・※念のため記しておくが、これは公式のラジオである※・・・

  • 第8回

(ショートドラマ)

父親に会うため公安局を訪れた少女が、父親の特徴を「前髪(正しくは前上)」「眼鏡」と言ったことから、狡噛はこの少女を宜野座の隠し子であると勘違いしてしまう。

お父さんのことは好きかい、という問いに返された「大好き」という少女の答えを聞いた狡噛の反応は、どこか寂しげに聞こえる。

また、疑いをかけられた宜野座の「俺に娘なんている訳ないだろ!」という少々過剰な反応から、ますます彼の童貞疑惑が強まった。

  • 第9回

(ショートドラマ)

愛犬家協会の会長に接触すべく、狡噛たちはドッグショーに参加する。狡宜クラスタからすれば、もはやデートも同然である。

最後に狡噛が「ダイム、お互い小煩い飼い主には苦労するな」と、ギノを「飼い主」と称した発言をしている。

  • 第10回

(ショートドラマ)

犯人の追跡中、深い森の中で道に迷った二人は、ホテルの廃墟で一晩明かすことになってしまう。そう、電波も届かない状況で、二人きりで、一夜を共にするのだ。

狡噛の怪談に怯えた宜野座が突然の物音に驚いてあげた悲鳴や、それを笑い一連の話が作り話であることを明かした狡噛の「嘘だよ」、用を足しに行った宜野座への「気をつけてな」など、とにかく公式有難うと叫ばざるを得ない回であった。

本編18話でショックを受けたファン達の心の支えとなった。

  • 第12回

(ショートドラマ)

かつてないほどに、公式がやらかしてくれたようだ。

この回のドラマは、小説「PSYCHO-PASS(下)」の発売に先駆けて、そのボーナストラックとして収録されている狡噛と宜野座の学生時代のエピソードを、ラジオ用に部分的に調整したものである。

これはどこのBLCD、いや少女漫画だと言わんばかりの馴れ初めだったことが判明しただけでなく、狡噛は宜野座の「監視官になる」という言葉を聞いて監視官になることを決めたというのだ。

また、これを聞いたPSYCHO-PASS関係者の感想ツイートをいくつか記載する(敬称略)。

高羽彩 ”学生時代の狡噛と宜野座が仲良しすぎて、口から桜吹雪出た。”

foca ”@高羽 宜野座曰く、学生時代→狡噛と過ごした日々って、どんだけベッタリだったのかと!(>_<)”

高羽彩 ”@foca ほんとですよ…。それを考えると、公安局を去った狡噛ってほんとに……。恐ろしいヤロウですね!!”

古林美里 ”ちょっと待って なんで本編で狡噛と宜野座の高校生時代やらなかったの 描きたいマジ描きたいうわあぁかわいい!!”

古林美里 ”@ゆーぽん 高校生回想アニメ化…して欲しいです…監督…(´;ω;`)”

ゆーぽん ”@複数人 こんだけ仲良しだったのだから、同じ監視官だったこうがみさんが執行官になった時の気持ちを考えると!ぎのさあん!!高校生編もっと!”

(※話の詳細は、「PSYCHO-PASS(下)」の一般発売後に別項目にて記載予定)

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