アローン
あろーん
「アローン」とは聖闘士星矢ロストキャンバス冥王神話に登場する登場人物。
概要
CV:下野紘
この時代の冥王ハーデスの依代となる、天涯孤独の少年。
幼い頃は孤児院で実妹のサーシャと親友のテンマらと共に過ごしていた。心優しい性格で画家を目指していた。
しかし、この時代において最も心清らかな人物としてハーデスの器に選ばれてしまう。森の大聖堂から来たという神父に勧められ、村の北にある山の花園へ向かうが、そこでパンドラと出会い「YOURS EVER」と刻まれたロザリオを与えられる。
それ以降、描く絵から生気が消え、描いた生物はことごとく死滅するようになる。そのことを嘆き悲しんでいるときに再び現れたパンドラに連れられ、以前より見たいと願っていた森の大聖堂の絵を見ることとなる。しかし、その絵はハーデスとなった自分が描かれた地獄絵図であり、絵の中の自分に導かれてハーデスとして覚醒する。
冥王として目覚めた後は地上を死の世界と化すことを目論み、描かれたものは全て死に絶える絵、ロストキャンバスの完成を目指している。だがケルベロス(普段は自分が助けた子犬の姿をとる)と共に冥闘士をつけず聖域へ出向くなど、依代として不安定に見える彼を双子神は不安視されていたが、冥王として「神」の力をふるうことに喜ぶ邪悪な心が芽生えたことをヒュプノスに看破され、アローンの精神は崩壊、冥王ハーデスに肉体を完全に乗っ取られてしまう。尚、アローンの意識があったときは死を救いだと述べていたが、ハーデスとなってからは、死を断罪と述べている。
※ハーデスとして登場している際、一人称が「僕」のときには台詞のフキダシが曲線で、「余」のときには直線で書かれている。
※動画リンク先は公式アカウントのもの