ばくだんいわとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
爆弾岩と表記されることも。
概要
大きく丸い岩に、いかつい顔が付いたモンスター。
たいていは、物語中盤以降から出現する中級モンスターであることが多い。
通常の攻撃面は大したことがなく、初期の作品では基本的に何もしてこない。
やっと自発的に動き始めたのはDQ5だが、それでも攻撃頻度は低い。
一方で防御面は見た目通り頑丈。初期の作品では防御力0という驚愕の数値だが、HPの高さによって頑丈さを表している。
初見からすればよく分からないモンスターだが、古参ファンからすればまさにトラウマモンスターの代表のような種族。
その理由は、ある程度ダメージを与えると、【自分の命と引き換えにすべてを吹き飛ばす】自己犠牲呪文メガンテを使い、こちらのパーティ全員を道連れにしようとするためである!!
さらに怖いのは、ほとんど群れで出現すること。グループ攻撃や全体攻撃などで中途半端にHPを削ると全滅まで一直線である。
ただ、HPが減っていなければ上記のようにおとなしい性格なので、よほど攻撃力が高くない場合はさっさと逃げ出すに限る。一応、ニフラムが有効だったりするので、こうした「ダメージを与えずに倒す攻撃」を仕掛ける分には危険はない。
···なんて思っていたら、DS版の『DQ6』では最初からメガンテを使う特攻仕様だよ!! どうしてこうなった···。
『DQ5』では仲間にすることが可能であり、名前はロッキーとなる。
4コマ劇場などの二次創作では、ラスボスも裸足で逃げ出す最強のモンスターと設定されることが多い。
「モンスター物語」では、バラモスが自らの居城を築いた際に、余った石材に対して魔力によって命を吹き込んだという出生になっている。ちなみに、このお話のラストは魔王が生み出した存在にもかかわらずちょっといい話。
その他に、亜種としてメガザルロックとスマイルロックがいる。