概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。
見た目はばくだんいわと同じだが、(リメイク版)では歯並びが良くなってるという微妙な違いがある。
こちらはその名の通り自分の仲間(モンスター)が倒れた時に「メガザル」を唱え、その効果により自分の命と引き換えに仲間全員を回復した状態で復活させてくる。
PlayStation 2版『ドラゴンクエストⅤ』のメガザルロックは歯並びがいい。
仲間としての性能
『ドラゴンクエストⅤ』では仲間にすることも可能。
一匹目から順に「メガーザ」「ザロック」「シゲやん」「いわお」となる。
はぐれメタル、キラーマシン、ヘルバトラー、移植に伴い追加されたメタルスライムとともに、仲間になる可能性が最も低いモンスターの一種として有名。
初期Lv3、最大Lv20まで育てられる。
仲間に加わった後も当然「メガザル」が使用可能で、レベルアップにより「たいあたり」「マホカンタ」「まぶしいひかり」「ザオラル」「いなずま」を習得していく。
身の守りや耐性に秀でているので生存力は高いが、それ以外の能力値が低く、覚える呪文や特技も加入する時期に見合わない。装備できる武具も限られており、ばくだんいわは装備できるのにメガザルロックは装備できない品が多い。
仲間にするのが難しいという希少性以外には目を引く長所が何もなく、肝心のメガザルでさえ主人公を含む複数の使い手が存在する。気の毒になってくるほどの冷遇ぶり。
メガザルロックフェス
『ドラゴンクエストⅩ』のレベル上限解放クエスト「高みを目指す者」で討伐対象に選ばれ、多くのプレイヤー達の間で激しい取り合いが発生した現象。
これは同クエストでメガザルロックがドロップする「女神の黄玉石」を手に入れるというものだが、ドワチャッカ大陸の町から遠いザグバン丘陵のメガザルロックしか落とさないうえにシンボル数も少ない。周辺の敵はもちろん、メガザルロック自体も強かったりドロップ率まで低いという始末。
追い打ちをかけるかのように複数人でPTを組み、一人がドロップしても他のメンバーに分配されないうえ、当時のレベル上限である50でないと受注できない為本来得られる経験値が無駄になるという仕様だった為プレイヤー間で阿鼻叫喚が起こったため、この出来事は「メガザルロックフェス」として語り継がれるようになった。
そもそもの原因としては運営側が実際のレベル上限解放クエストでどんな事態が起こるのかを想定、対策を講じてなかった為だと思われる。
それ故か、後のアップデートでは受注条件のレベルを引き下げたり、場所指定を無くしたり、PTのうち一人が取れば他のメンバーも入手できるようにしたり、討伐対象にしりょうのきしを追加&メガザルロックを弱体化する等の措置がとられこのフェスが終焉を迎えた。
そして以降のレベル上限クエストでは討伐モンスターの場所指定を無くしドロップ率が引き上げられたことで、パーティ全員がアイテムを手に入れられるようになったのである。
それでも上限解放クエスト実装初日は混雑するのだが。