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M63の編集履歴2013/04/13 17:15:26 版
編集者:Blue Thunder
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↑メイン画像はアサルトライフルバージョン

概要

M16の設計者であるユージン・ストーナーが、1962年に設計開発したシステムウェポン。分かりやすく言えばパーツを組み替えればアサルトライフルカービン銃、軽機関銃にも変えられるお手柄な銃ということ。

機関部を流用して口径やカテゴリーの異なるモデルを設計するシステム・ウェポンは、当時幾つか作られつつあったが、1挺の銃を前線レベルで部品を交換して別モデルに仕立て直すことができる銃はM63が初である。

使用口径は5.56mmNATO弾。当時のNATO諸国では珍しく、利点はアサルトライフルの弾を使用できることである。(東側では既にRPKができていたので珍しくはない。)

当時、アメリカはベトナム戦争の真っ最中で、陸軍と海兵隊は「新しい武器を投入するより今使ってるM16A1やM60をもっと普及させたらええやん」ということで採用を見送ったが、兵が少なかった海軍は小回りが利いた本銃に注目し、試験的ながらマシンガンタイプ(XM207の改良型)をMk23の名称で採用。部品の交換で多彩な任務に対応できることから、海軍特殊部隊SEALsがこれを使用して有名になった。

しかし1971年に生産中止、製造数は3,500~4,000挺程度と言われている。

1984年にアメリカ陸軍が、ミニミ軽機関銃を採用したが、これのコンセプトはストーナー63と同一である。

1972年にストーナーが設立したアレス社がストーナー63を改良したモデルを作りだした。

まったく同一ではないもののモジュラー構造を受け継いでいたが、民間向けのためベルト給弾は出来ず、セミオートオンリー、さらに内部機構も異なるということもあって製造は短い期間のみだった。

それがのちにナイツ社に渡り、KAC Stoner LMGが誕生した。

MGSシリーズの冷戦期を舞台とするネイキッド・スネーク主人公の作品では必ず登場している。

ただし、ベルト給弾式軽マシンガンとしてだが。

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