概要
ソ連軍は、1950年代に分隊支援火器としてRPDを使用していたが、RPDの弾薬はAK47と共通だが、部品の互換性がなかったため調達上の効率が悪く、前線の兵士から不満がでていた。そこで、それを解消するためにAKMをベースに発展させた軽機関銃を開発し、1960年代にRPDの後継種として誕生したのがRPKである。
RPKの構造は、AKMとほぼ同一で、弾丸の速度と射程を向上するために銃身を長くし、銃身の寿命を保つために肉厚にした。
また、問題の弾薬もベルト給弾ではなくAK47と共通の30発のマガジンを使用することができ、それを長くした40発のマガジン、75発のドラムマガジンなども開発された。
しかしドラムマガジンは装填作業が非常に面倒な上にマガジン自体の信頼性があまり高くは無く、弾詰りが多発していた事から評価はよくは無かった。
AK-74の採用に合わせ、5.45×39mm弾を使用するRPK-74が登場した。
使用弾薬に合わせて口径を変更した以外は殆ど違いはないが、ドラムマガジンは開発されず、60発装填の複々列マガジンの6L31が開発された。
西側の弾薬に対応したAK-101が登場したことで登場したRPK-201、アーセナル製LMGのように5.56mmNATO弾に対応したモデルもある。
日本では↑この大佐がクライマックスでメインウェポンとして使ってる銃として有名だが、正確には彼が使っているのはフィンランドのヴァルメのM78/83にSVDのストックを付けたものである。
データ
全長 | 1040mm |
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銃身長 | 590mm |
重量 | 5000g |
口径 | 7.62mm |
装弾数 | 30/40/75発 |