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開発経緯
第一次世界大戦の戦訓からソ連軍でも歩兵の機動性が重要視され、その後の紛争では小隊毎に戦闘が行われるようになり、分隊での戦闘が想定されるようになった。1分隊に1挺の機関銃が必要で、各分隊に配備するための安い軽機関銃の必要性が出てきた。
DP28の登場
1920年、ソ連軍は軽機関銃開発を兵器設計局に指示した。
1927年、ヴァシーリー・アレクセイエヴィチ・デグチャレフ技師はDP1926を試作。1928年、改良されたDP1928が制式採用となった。
DPはДегтярёва пехотный(Degtjareva Pekhotnyj)の略で「デグチャレフ歩兵用」の意。
パーツの交換が簡単でメンテナンス性に優れる。熱膨張により作動不良をおこす欠点は、後継のDPM1944で改良された。
上部に装着した47発入りの円盤型弾倉(パンマガジン)は変形による回転不良がおこりやすく、かさばるので予備を持つのが大変だった。
初陣はスペイン内戦(1936~39年)で、政府軍側に供給された。
1941年6月22日からの独ソ戦で広範に使用された。
性能諸元
口 径 :7.62mm
銃身長 :605mm
使用弾薬:7.62×54mmロシアン弾
装弾数 :47発
作動方式:ガス圧利用
全 長 :1,270mm
重 量 :9.12kg
発射速度:500~600発/分
銃口初速:840m/s
有効射程:800m
関連イラスト
関連タグ
タチャンカ(r6s)彼自身がレストアして装弾数70発に改造したDP-28を所持している。(リワーク前はアビリティとして固定式RP-46(DP-28の派生型)を使用)