概要
第5の精霊である。
風を操る八舞耶倶矢と八舞夕弦双子の精霊となっているが、厳密には双子ではなく同一人物である。
元々は「八舞」という1人の精霊だったが、何度目かの現界の際に2人に分裂し、現在のような状態になった。どちらが吸収されて真の「八舞」として残るかを決めるため幾度も争っているが、実際は互いが互いを大事に想っており、相手を残すためにそれまでの勝負でも実はわざと負けようとしては失敗していた。
外見は、髪を後頭部で結い上げ、霊装の右手首と右足首にに引き千切られた鎖の付いた錠を付けている。
普段はいわゆる女王様っぽく芝居がかった口調だが、これは精霊としての威厳を出すための芝居であり、怒ると必ずと言っていいほど地金を晒して普通の話し方になり、興奮すると「~だし」という語尾をつける。封印後もその口調は相変わらず。
颶風騎士の形状は、身の丈を有に超える巨大な突撃槍穿つ者で、天を駆ける者では「矢」になる。