小林源文
漫画家として活躍しだしたのは30代以降で、雑誌『HOBBYJAPAN』に掲載していた第二次世界大戦中のドイツ軍戦車長の活躍を描いた『黒騎士物語』のヒットによって確固たる足場を築いた。
その綿密なタッチと乾いた世界観、「オレのケツをなめろ!」に代表される印象的な台詞回しからマニアックな人気を誇っている。
近年は擬獣化された兵士達の戦場を描いた「CatShitOne」を連載し、若年層のファンも獲得した。
余談になるが重度の2ちゃんねらーとしても有名。
昨今の「萌え」潮流に対しては「萌え不要論者」であり、そのような発言が多い。
しかし2012年から2013年にかけTV放映された、女子高生と戦車という組み合わせのヒットアニメ「ガールズ&パンツァー」について、その舞台である茨城県の大洗町を訪問し、サイン(とイラスト)を複数残していることが現地訪問者により確認されている。だがこれは先生が萌えに理解を示したというよりは、このアニメが先生を唸らせるほどの戦車描写であったという天晴な事実の証明だということなのであろう。