概要
杜王町で「東方ふるうつ屋」を経営する東方家の家長。59歳。第7部「スティール・ボール・ラン」で2位に入賞した東方憲助(ノリスケ・ヒガシカタ)の曾孫に当たる。
その初代の東方憲助がフルーツの輸入で成功を収めて以来、東方家の家長は代々、『憲助』を襲名することになっている。彼は四代目で、本名は『常助』。
「社会奉仕と、国と地域への恩返し」を標榜しており、記憶喪失の青年の身元引受人となって、彼に『東方定助』の名を与えた。
人物
一見すると気さくな好人物のようであるが、腹の底には何かを隠し持っている様子。裏表も激しく、定助に親切にする一方で、実の息子の常秀を冷遇したりしている。
何かしらの目的があって、しばらくは定助を東方家に取り込んでおく必要があるらしく、大弥が定助を誘惑した時も、
「だがおまえはよくやってるぞォォ……いいぞォォォオ…オオ……オ…ォォッ
もっとやれェェ~~~ッ…………やりまくれェェ~~~~~~」
と、複雑な親心を見せている。しかし、その直後のモノローグでは
「あの定助はそのうち殺すッ!!だが…今は定助の身も心も自由にしていいぞ…捕らえるんだ…」
とも言っており、いずれは始末する気でいるらしい。