ガンキャノンⅡ
がんきゃのんつー
ガンキャノンの特徴である2門の実弾砲を1門のビームキャノンに換装したもの。その姿は機動歩兵まんまである。
機体説明
ガンキャノンの試作機としての最終生産型。
実体弾式であった両肩のキャノン砲を右肩のビームキャノンのみに換装し、代って左肩には多目的精密照準機が装備された。
これによって機体設計に余裕が生まれた結果、背部のスラスターを大型化することによって、ガンダムのように重力下での短距離ジャンプ飛行が可能となった。
書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑 一年戦争全記録』によれば、ジャブロー攻防戦に試作の1機が出撃するが、反応炉の出力ダウンから敵との交戦を前に後退を余儀なくされている。
コミック『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、スレイプニール隊所属のカート・ワーグ中尉が駆る機体が登場している(ジムライトアーマーの超人的な戦闘力で霞んでしまっていたり、主人公であるユージ・アルカナの駆るジム・ストライカーを取り押さえようとして逆にひっくり返されたりと、あまり活躍は出来ていない様子。パイロットは素人ではないのだが……)
機体データ
型式番号 RX-77-4
所属 地球連邦軍
生産形態 試作機
全高 18.1m
重量 52.7t
出力 1,380kw
推力 62,200kg
装甲材質 ルナ・チタニウム
武装 ビームキャノン
60mmバルカン砲×2
ハンドグレネード
パイロット カート・ワーグ中尉(スレイプニール隊)