犬夜叉の父(犬夜叉)
声:大塚明夫
西国を支配していた犬の大妖怪。
200年前、宿敵である竜骨精との戦いの傷が元で亡くなっている。
刀々斎曰く犬夜叉の数倍強かったらしい。
彼の墓はこの世とあの世の境に存在し、犬夜叉の右眼の中にあった黒真珠、火の国の門、血の川などを通じることで行くことができる。
映画では、犬夜叉と殺生丸が叢雲牙を封印した時にふたりの前に姿を現した。
妖犬の姿の殺生丸は彼の生き写し。
犬夜叉に鉄砕牙、殺生丸に天生牙を与えたが、天生牙の秘密が白日のもとにさらされ、殺生丸を憤怒させるだけでなく、兄弟仲の悪さを決定的なものにしてしまうなど、とかくその本意のわかりにくさが周囲を混乱させる元となっている。
竜骨精、豹猫族、飛妖蛾、四闘神、死神鬼など数々の大妖怪と渡り合ってきたが倒し切れていない相手も多く、竜骨精だけは封印するだけでやっとだったとされている(映画では竜骨精との戦いの後に、怪我が回復しないまま十六夜を救出しに向かったことで亡くなっている)。
原作では名前は出ていない。映画「天下覇道の剣」公開前後に公式サイトで「闘牙王(とうがおう)」という名前が発表されたが、その後再び「犬夜叉の父」の表記に戻っている。ただし、海外では戻されておらず、「闘牙王」のままになっている。