ゴクドー・ユーコット・キカンスキー

ごくどーゆーこっときかんすきー

ゴクドー・ユーコット・キカンスキーとは、「ゴクドーくん漫遊記」に登場するキャラクターである。

概要

名が示すとおり傍若無人な性格で、他人の迷惑など全く考慮せず自由気ままに生きることを本分としている少年である。

金儲けなどの悪巧みのために仲間を利用することも多々あるが、大抵は失敗に終わっている。

本当はエシャロット国の王子である。

元々セイギと同じ体を共用するいわゆる二重人格者であったが、幼児のころに父親である王に真っ二つにされて殺され、プリンスの母親に生き返らせてもらった。このとき、二つが分かれたまま生き返され、それが原因でゴクドーとセイギは独立することになる。この時王の剣も同じく2分割され、炎の魔剣と氷の魔剣となった。

セイギと共に正式に国王となったが、堅苦しい国王の生活に嫌気が差して、ジンに最後の願いで冒険者に戻してもらった。ちなみに、本人はセイギのことを「兄」だと思っているらしい（セイギも息子のラッキー王子に対し「あの弟は～」と語っている）。

以降はただぶらぶらと旅をしていたが、アフリカにて太陽神（ワニの精霊）リュウ・ジーとの戦いに勝利し、彼の宿主となり不老長生を得た（孫の世代になっても外見が全く変わらないほど）。

精霊サラマンダーの力を持つ炎の魔剣を使用する。一振りで鉄を融かし、人間を瞬時に灰化させるほどの熱量を持つ。また、「魔剣よ来い」といえば虚空からやってくる便利な仕様のため、ゴクドーはこれを売り払ってから再回収しようというコソクな商法を考え付いたことがある。