概要
プラットホームをプレイステーション2に移したシリーズ第三作。
シリーズで初めて女性の主人公を起用したのが特徴。テーマは「想い出」。
基本的なシステムは前作を踏襲しているが、ミーディアム関連のシステムが全面的に見直され、キャラクターのアビリティを個別にカスタマイズ出来るようになっている。
戦闘では「クロスファイアーシーケンス」システムを採用し、敵味方共に特定のポジションで棒立ちで戦うのではなく、戦闘フィールドを縦横無尽に駆け回る演出が成されている。
また、乗り物に乗った状態で戦闘が発生し、一部の乗り物は特殊な戦闘システムでバトルが進行する。
ハード変更による解像度の向上によって、漢字にルビがふられるようになっている他、ラスボスの形態(実質11形態)の多さも語り草の一つとなっている。
ストーリー
舞台は、海が全て砂漠と化し荒野が広がる「ファルガイア」。そんな世界でも「渡り鳥」と呼ばれる、危険と浪漫を求める冒険者達がいた。
そして、新しく渡り鳥が誕生した。彼女の名はヴァージニア・マックスウェル。裕福な家庭に育つも、10年前に失踪した父を追うように、渡り鳥となる道を選んだのだった。
荒野は強き者のみが生き残れる世界、その現実に戸惑いながらも、理想と信念を貫くことを彼女は誓う。