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ツェーブラの編集履歴

2013-07-28 04:01:44 バージョン

ツェーブラ

つぇーぶら

ツェーブラとはセガのアーケードゲーム、ボーダーブレイク(BORDER BREAK)に登場するブラスト・ランナー(機体)のパーツの一種。

概要

開発はザクセン連邦の兵器メーカー・ベンノ社。

現在のところ38型、39型、41型、48C型の4種が存在する。機体の分類としては標準型に属する。

またツェーブラとはドイツ語でシマウマ(独:Zebra)のこと。


栄光と斜陽

ボーダーブレイク稼働初期に登場した機体であり、当初はハイバランスな最新鋭機として持て囃された。

当時は旧式型であるクーガーの他は極端に軽いか重い機体ばかりだったため、


○標準程度の装甲を維持しつつ射撃補正を高めた頭部

○武器変更と引き替えに各射撃武器に合わせた性能へ特化している腕部

○そこそこのダッシュ速度とクーガー以上の積載容量を両立した脚部


といった性能を備えるツェーブラは非常に強力で、多くの傭兵に愛され、運用された。



が、後続の新型機が続々と登場するに連れて旧式化が進行。

機動性と装甲の水準が引き上げられた結果、「ハイバランス」は「水準以下の器用貧乏」と呼び変えられるハメに陥る。

特に一度は蹴落としたライバル機種・クーガーに優秀な新型が登場したのが大きく、ダッシュと積載の両立という面では完全に引き離されてしまう。

最速のリロードで面目を保っていた39型腕部も、それ以上のリロード速度に加え、39腕の欠点である武器変更速度をも備えた腕パーツが続々と登場、ニッチに追いやられた。

パーツを同一ブランドで組むことによるセットボーナスが、軽視されやすい索敵能力値であることも不運だった。

(一方クーガーのフルセットボーナスは積載容量上昇であり、旧式では元の積載容量が低いため無意味だったが、新型の登場で真価を発揮していた)


そんな中、次世代型として48C型のリリースが発表。

クーガーNX型に次ぐふたつ目の「四段階目」機種として注目を浴びたのは勿論、低迷したツェーブラシリーズのブレイクスルーとして愛用者達の期待を集めた。

が。

起死回生であったはずの48C型は、何故か

「使用者が期待していたツボをことごとく外す」

という迷走そのものの性能を披露。

愛用者達の落胆は勿論、これを境に一線級へ戻る見込みはなくなってしまった。

今や最初のブラストランナーであるクーガーよりも旧式じみた立場である。


とはいえ、登場当時の活躍を知るベテランや、頭部のスタイリッシュなデザインに魅せられた者、自動支給のお世話になった新人ボーダーなど、今でも愛用者が多いブランド。

また、唯一41型頭部のみは高い総合性能に優秀な射撃精度を兼ね備えたパーツとして、現在でも一定のシェアを確保している。見た目もカッコイイ。


ベンノ社危うし?

後続機に遅れを取る性能、どこか力の入れどころがズレた48C型、とうとう無料支給が始まった39型――

といったツェーブラの迷走、そして他機種も似たような状態に陥っている開発元・ベンノ社の経営を危ぶむ声は多い。

プレイヤーアバターの一つ「お嬢様タイプ」の公式設定はベンノ社の幹部令嬢というものであるため、傭兵の間では売上不振で危地に陥った父の会社のために奔走するお嬢という妄想が定番ネタになっていたりする。

公式展開でも、ベンノ社は怪しげな噂が絶えないナクシャトラ社と取引を交わしているフシがあるため、ベンノの台所事情に関してはあながちネタとも言い切れない。

ベンノの新型にナクシャトラの旧式パーツが流用されてたりする辺り、あまり良い条件の取引ではなさそうである。



ゲーム内における性能

頭部パーツ

全機種を通じて射撃補正能力に優れている。

38型

初期型。射撃補正能力のほか索敵能力にも長ける。ロックオン能力にやや欠ける。

39型

索敵能力強化タイプ。ただその代償としてロックオン能力は最低クラスに。額から伸びるツノ(アンテナ?)がかわいい。

41型

ハイエンドモデル。索敵能力がやや抑えられたものの、38,39型にくらべロックオン能力が大きく改善され、なおかつ射撃補正能力がさらに高まった。汎用性の高さから頭部パーツでこれを愛用する人は多い。

48C型

次世代モデル。39型の強化発展型。大半のツェーブラユーザーが41型の発展系を期待していたのを覆し、まさかの39型派生であった。

非常に高い索敵能力を誇る――――が、射撃補正は38、39と同等。本ゲームのマップは遮蔽物が多く、また敵機の探知には支援兵装の索敵装備が優秀なため、高すぎる索敵能力は敬遠されがちであり、しかも索敵能力を生かせるアウトレンジからの攻撃をするには射撃補正が物足りないという、どこか間違った発展を遂げたパーツとなってしまった。

胴体パーツ

3種とも全く特徴が異なる。

38型

初期型。胴体パーツの全ての能力において平均的な能力を持つ。

39型

ブースター特化型。ブースター能力(推進能力)はトップクラスな半面、SP(特殊兵装を用いるのに必要なゲージ)供給率が平均以下となってしまっている。

41型

SP供給率特化型。39型とは打って変わってSP供給率が高い一方でブースター能力は最低クラス。

48C型

次世代モデル。38型と39型の中間のような性能。ブースター能力、SP供給率ともに平均以上で汎用性が高い。

しかし同重量帯には装甲の厚いクーガーS型、似たような性能傾向では軽量なエンフォーサーⅠ型がいるため最新型にもかかわらず影が薄い。

腕部パーツ

胴体パーツと同じく型式ごとに特徴が異なる。ただ、総じて武器変更スピードが最低クラスであることは共通事項である。

38型

初期型。リロード速度高く、また反動吸収率もやや高い。しかし武器変更速度が遅い。

39型

38型とくらべリロード速度がさらに上がったが、反動吸収率が平均以下に。装甲もやや薄い。やっぱり武器変更スピードが遅い。

41型

今度は反動吸収率が強化されたタイプ。リロード速度は平均。装甲もややある。またしても武器変更スピードが遅い。

48C型

次世代モデル。多くのユーザーがリロード速度に優れる39型からの発展を期待していたが実際には41型の発展型。

シリーズ全体の欠点であった武器変更スピードを大幅に改善しつつ41型の特徴である反動吸収率とリロード速度のバランスの良さが継承されている。

だが似たような性能傾向の腕部パーツは多く競争率が高いうえ、こちらは購入条件(41型までのツェーブラシリーズすべて購入)が厳しいため敬遠されがち。

脚部パーツ

38型

ダッシュ速度が低めな代わりに、歩行速度がやや高い。初期装備のわりには積載猶予が大きい。

39型

38型から純粋に歩行能力を伸ばしたタイプ。積載猶予が若干減ったが、それ自体の重量も軽くなっている。

41型

全ステータスが標準値となったバランス型。以前は中量級ブラストを用いる人にとって鉄板パーツであった。

48C型

41型から足回りが強化され装甲と歩行が上昇。加えてブースターも換装されダッシュ速度も向上しており全体的に高い位置でバランスが取れている。

しかし換装されたブースターは上述のナクシャトラ製の旧型ブースター。それでもダッシュ速度が上がってしまうあたりベンノとの技術力の差は歴然のようだ。

関連イラスト

ボーダーブレイク まじめちゃんSDブレイク ツェーブラ



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ボーダーブレイク

ブラスト・ランナー

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