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概要

ベスパが開発した量産型モビルスーツシャッコーの正式採用機。

固定武装をほとんど持たず、武装もオーソドックスな物が用意されているが、基本性能は優秀で、加えてハードポイントを有していた為に拡張性が高かった。

本機の前身であるシャッコーは、敵であるリガ・ミリティアに奪取された不名誉な機体であったが、実戦経験のなかったウッソ・エヴィンによって運用され、戦果を挙げた事から高い操作性が評価され、人的資源に乏しいザンスカール軍の台所事情と合致して採用された経緯がある。

それ故に本機の操作性もシャッコーと同様に良好であり、パイロット経験の未熟な者でもある程度の性能を発揮することができ、カテジナ・ルースが初めて乗ったモビルスーツが本機である事からも、その事が伺えるが、次期主力機の座はゾリディアに奪われている。

バリエーションとしてメタルウィップと大型シールドを装備した近衛師団仕様、緑色に塗られたイエロー・ジャケット配備機が存在する。

機体データ

型式番号 ZM-S22S

所属 ザンスカール帝国

生産形態 量産機

全高 15.9m

本体重量 8.2t

全備重量 18.5t

出力 5960kW

推力 15540kg×3、7770kg×4

装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材

武装 ビームライフル

ハンドビームガン×2

ビームサーベル×2

ビームシールド

ビームファン×2

ビームストリングス×3

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