アーサー・グッドマンは、機動戦士ガンダム00に登場する、アロウズのメンバーである。
人物像
アロウズの実質的ナンバーツーで階級は准将。金髪で肥満体の中年男性で、アロウズの実戦部隊における最高指揮官である。「恒久和平実現」というアロウズの理想に心酔しており、そのためにはいかなる非道な手段も許されると信じている。ホーマーは太陽光発電紛争時の上官。小説版では退屈嫌いな人物として書かれており、作戦中に副官のジェジャンと賭けをする描写がある。
劇中の活躍
コロニー「プラウド」における作戦を指揮した。また、衛星兵器「メメントモリ」を「神の雷」と賞賛し、その1号基を指揮し、中東のスイール王国、リチエラ王国を攻撃した。2号基の発射指揮も行い、後に「ブレイク・ピラー」事件と呼ばれる、アフリカの軌道エレベーター崩壊を引き起こした。その後、CBの追跡にあたり、度重なる攻撃を加えるが、思うような戦果は挙げられず、ヒリングから無能呼ばわりされた(グッドマン本人も「ライセンス」の特権によって独自に作戦を行なうリヴァイヴやヒリング達については、戦場を乱す存在として邪魔者扱いしている)。
最期
CBとの最終決戦では、巡洋艦21隻、MS108機を率いて攻撃を行い、3隻の無人巡洋艦による特攻とアンチビームフィールドを展開する作戦によって、CBを追い詰めた。しかしCBの援軍として駆けつけたカタロン艦隊の実弾兵器による攻撃と、マネキン率いるクーデター派の部隊による背後からの奇襲を受け、艦隊は崩壊。追い詰められ、航行不能に陥った僚艦さえも邪魔者と見なして撃破を指示したが、その命令が実行されることはなく、ダブルオーライザーに乗艦を撃沈され死亡した。