概要
『半熟英雄 対 3D』で初登場した、3D世界のカトリ王国の第一王女。最初はグラマーなボイスのみで登場。敵軍にとらわれており、助けを呼ぶ自分の声が届く相手を求めていた。それを偶然聞いてしまった2D世界のアルマムーン王国の若様。次の瞬間、アルマムーン城ごと3D世界への扉に吸い込まれてしまう。
やがて敵軍を倒したことで救出に成功するが、その結果は上のイラスト通り。若様含む全軍が憔悴する事態に。
さらに、自分がいないとアルマムーン王国の人々が元の世界に帰れないことを知ってか知らずか、やたら横柄で若様より立派な玉座を兵士たちに作らせる。厄介なことに若様に惚れ込んでおり、風呂に入ろうとした若様と鉢合わせして襲う寸前のところまでいってしまいその結果若様を石化させたり、若様がショックで立派な先代の才能を発揮すると得意武器バス停でぶん殴って元に戻したり、毎月金銭を貢がせたりとやりたい放題。
こうして対3Dでは傍若無人だったが、最後の最後で敵の幹部に人質に取られてしまう。そして彼女が取った行動は···予め仕込んでおいたダイナマイトで自爆。この手の「死ぬはずのないギャグキャラ」の死という、衝撃の展開で最終章へと駒を進めることになる。
が、そうは問屋が卸さず、やはりこういったキャラクター故か、「様々な世界・様々な時代に転生」することになる。その中にユウナが含まれていた気がするのは気のせいだろうか。だがある時、若様の声が転生していたすべての時代の自分に届き、カトリイネとして復活。まさにハリウッド映画顔負けの強制ハッピーエンドでした。
続く半熟英雄4でも続投し、ついに決まった若様との結婚のために、アルマムーン軍とともに宇宙中を駆け巡ることになるが、その結末は···?
妹にカトリイヌがいる。両親は、本編の対3Dでは3D軍に殺されているが、外伝のエッグモンスターHEROでは健在。カトリイネは父そっくり(ちなみにカトリイヌは母そっくり)。
元々、FC版のシリーズ第1作で「ブス(←これが名前)」という金をせびりにくるキャラクターが発端。SFC版のシリーズ第2作では、「あたし♥」という名前で登場し、エッグモンスターを召喚できる道具であるたまごの修理を受け持つ重要キャラであった。カトリイネはその流れを汲むキャラクターなので、登場当初記憶を失っていた頃は「あたし♥」と名乗っており、たまごの修理も一手に請け負う点は変わらない。
開発者の時田貴司氏いわく「ウザイと思ってくれてナンボ」。自分の嫌いな人物像をもつキャラクターを正面から作れる、いかにもといったコメントである。また、気がつけばヒロインのポジションになりつつあるらしいとか···。
