男性の包茎ぺニスのように、亀頭が包皮に隠れたクリトリスのこと。個人によるが大抵の女性は仮性包茎であり、クリトリスが勃起することで包皮から亀頭が顔を出す。幼いうちはクリトリス自体が小さいため、包皮を積極的に剥かない限り、亀頭は露出しない。しかしチンカスならぬクリカス、恥垢抜の除去には、包皮を剥がさないと洗浄できない。
陰核亀頭は刺激に極めて敏感であるため、慣れないうちは亀頭への強い刺激は痛みとして感じられるが、慣れると極めて強い性感を得られるため、クリトリスを肥大化や包皮の切除で亀頭の露出を広げようとする女性もいる。また、極稀な真性包茎のクリトリスは包皮切除をしない限り、亀頭を露出できない。
包茎クリトリスはズル剥けクリトリスほどの性感を得ることは出来ないが、ぺニス同様に包皮自体にも性感帯 があるとされる。クリトリスの包皮を伸ばしたり摘まんだり捻ったりして弄び、包皮を用いて亀頭を擦ることで快感を得る所謂皮オナは、亀頭を出すも覆うも自由自在に行える長さのクリトリス包皮を持つ仮性包茎のクリトリスの特権である。
身を焦がし尽くす強すぎる性的快感から未成熟の少女の身を守り、適度な快楽を少女に教え、柔らかな包皮でその身を隠す慎み深さを以て、少女を女性の悦びの深淵への入り口に誘うその姿は、正に慎ましさや清楚さ、大人の女性へと姿を変える前の蕾の姿の儚げな美しさを示し、生えかけのように隠れた人気を持つ要素かもしれない。
未成熟のクリトリスからの愉悦を一定以上享受すると、初々しく包皮にその白い核を納めることを忘れ、快楽の熱を帯びて紅く膨らむことを覚えしまい、膨らんだクリトリスでは柔皮を自由に動かせなくなる。しかし、それ故に包皮弄りを卒業するのではなく、もう包皮の上からの刺激では満足に悦しめるだけの性感を得ることができなくなってしまう故に、無知の楽園から追放されてしまうのである。包皮の上からの自慰行為であろうと自分を汚す行為であり、無垢なるものを汚す楽しみを得られるのは、汚れるまでの猶予しかない。初雪の美しさはそれを壊すことで得られるものであって、過渡期のみの美しさのであり、それを知ることで不可逆な変化とともに永久に手が届かない所へと去ってしまうのだ。
本タグは描かれたキャラクターの幼さや清楚さを強調したい場合などに、用いられるタグと考えられるが、陰核亀頭が少しでも包皮から顔を覗かせるクリトリスは包茎とは言えないため、クリトリスの亀頭が露出しないイラストへの使用が推奨される。また、陰裂の上部の三角形、大陰唇へ潜り込むクリトリス根元の チラリズム を描くイラストなどでも、先端まで包皮で覆われて亀頭が隠れていない場合は包茎クリトリスとは限らないので、他のタグを使うべきであろう。逆に股布ずらしやぶちアングルでクリトリスの包茎輪、所謂ドリル包皮がクリチラしている場合はこのタグの出番である。
