概要
元となる兵科はすでに登場していたが、こちらは技術が整って正式に採用された兵科の様だ。
オーバーテクノロジーの塊で、侵略者であるフォーリナーの機動兵器の残骸などから得た技術を駆使して生み出された地球防衛軍の切り札的存在である。
最大の特徴はファフナーのマークゼクスやマークジーベンのようなウイングブースターユニットを背中に装備している点と、ブースターを吹かしている間ヘルメットの後部からツインテール状の放熱索が伸びるというもの。
残念ながら自力飛行に関しては出力がギリギリらしく、体重が軽い女性隊員限定でその分装甲も薄い反面、三次元戦闘と機動力を活かした近中距離でのヒット&アウェイを主眼化した空中遊撃型の部隊と言える。
性能
ある程度の制約があるとはいえ、他のどの兵科とも比べ物にならないほどの圧倒的な移動能力を持つ。
特に自力で高いビルの上に登れるのはウイングダイバーだけ。
ビルの上からスナイパーライフルやプラズマグレネードで接近を許すことなく敵を屠ることも可能。
但し、上記のように4兵科の中で最低の装甲値の紙装甲で、他の兵科なら痛い程度で済む程度の攻撃が致命傷スレスレの一撃となりうる。
たとえば他の兵科で間違えて至近距離で爆発系の攻撃が炸裂しても耐久力があまり少なくなければ辛うじて即死は免れるが、ウイングダイバーの場合は耐久力が満タンでも即死になりうる。
高難易度のミッションではアリに喰いつかれただけで死亡確定になることも・・・。
武装は基本的にウイングブースター用のエネルギーを共用する光学兵器や電撃兵器をメインとする。
そのため何も考えずに戦っていると肝心なところでエネルギーが切れて唯の的と成り下がってしまう恐れもある。
紙装甲も相まって敵部隊との戦闘中に無意味にエネルギーを切らしてしまうことは下手をすれば死に直結するため、エネルギーマネジメントが大切である。
武装
他の兵科同様近中遠距離万遍なくそろっている分、必要なエネルギー量もピンキリ。
一発撃つとすぐにリロードしなければならないものもあれば、一度のリロードで複数発撃つことができるものもある。
エネルギー消費は基本的に威力が高く、また一度のチャージで撃てる総弾数が多いほど高い傾向にあり、特に威力が高い方が総弾数が多いより消費が激しい傾向にある。
範囲兵器の中には一発撃つだけでエネルギーゲージのエネルギー全てを喰らい尽くし、それでもまだ足りないと言うような大喰らいもある。
単純に考えれば威力が低めで一発撃つたびにリロードするタイプならエネルギーを気にする必要が小さくなるが、地上で使用しても通常のチャージより消費の方が大きく、万一エネルギーが切れて緊急チャージに入ってしまうとその系統の武器は緊急チャージ中は使用不可能になってしまうため大きな隙を晒してしまう。
また、威力が低すぎると火力不足でじり貧となり無意味に戦闘が長引き、被弾する危険性が増えてかえって生存率が下がってしまう。
この兼ね合いが大切なのだが、人によってはかなり偏った武装が扱いやすいというパターンもあるので一概にどうこういうことはできない。
ゲーム中では
切り札扱いで、第三話「翼の戦姫」の終盤でNPCの部隊が堂々と初陣を飾るが、続く第四話「落日」、第五話「遮風地帯」で無様にもレタリウスという蜘蛛型エネミーが張った蜘蛛の巣に囚われているという情けない出落ちをブチかましてくれる。(「翼の戦姫(初陣で華々しくデビュー)」→「落日(即壊滅)」のコンボは幾らなんでも沈むの早すぎ…。)
元々近中距離でのヒット&アウェイがメインの為、接近すると危険なレタリウスとの相性が最悪なのはわかるが、それを差し引いても蜘蛛が相手では相性が最悪(実際の蜘蛛と生態系は大差ないので普通ならわかる)だということで引き返すなり補助に徹するなり遠距離戦用装備に換装するなりやりようはいくらでもあるのに、そのまま突っ込んで行って見事に敵の術中に嵌る様は多くのプレイヤーを愕然とさせた。
このため、アホの子集団疑惑も・・・?
そうでなくともNPCだからなのか普通の戦闘でも考えなしに適当に飛んでいる感が否めない。
アルト姫に「飛び方がなってないんだよ!」と怒られそうである・・・。
Pixivでは
上記の出落ちが完全にネタにされている絵やそこから派生したR-18、服装等からのR-18な絵も存在する。
だが、日が浅いためか今現在は絵の数は少ない。