概要
カノン砲は榴弾砲と比較して、砲弾に緩焼性の比較的高い多量の装薬を用い長砲身のため射程や低伸性に優れるが、射撃時の高い腔圧や大きな反動に耐えるために砲自体の重量は重く仕上がり、サイズも大きく機構も複雑となり生産性や運用性に劣る。
また、運用する砲弾もあくまで榴弾・破甲榴弾・尖鋭弾(遠距離射撃用の榴弾)などがある、しかし、近現代においては使用砲弾の差異によって榴弾砲とカノン砲はあまり区別されていない。
つまり
榴弾砲と異なり高初速で弾道が低伸性に優れるため45度以下の低仰角でも遠距離射撃が可能である。
また、近中距離の目標を直接照準・零距離射撃で砲撃することもできるので、射撃位置が察知されにくいので対戦車砲の様に運用する事が可能であり、ゲリラ的な戦術を得意とする方である。。
別名・表記ゆれ