ベベ(魔法少女まどか☆マギカ)
べべ
概要
本記事はネタバレを含みます
巴マミをはじめ、暁美ほむら、鹿目まどか、佐倉杏子、美樹さやかと共にナイトメアと戦うマスコットキャラ。
特にマミと仲が良いらしく、マミ曰く杏子やまどか、さやかを弟子にする前からの長い付き合いである。
その外見はとある時間軸でマミをマミらせたあの魔女に酷似しているが……。
発音
魔女と違って意味のあることをしゃべることができるが、音としては「カマンベール!」「マスカルポーネ!」などといった適当な言葉(主にチーズの種類名)の羅列にしか聞こえない。話すときは魔女文字とカタカナが口から浮かび上がるが、これはかつてシャフトが担当したアニメ『ぱにぽにだっしゅ!』でオオサンショウウオに使われていたのと同様の演出である。
しかし、なぜか魔法少女達とは意思疎通が出来る。字幕が表示されるため、視聴者も意味を知ることができる。
その後の展開と正体
見滝原から出られない事で違和感に気付き、記憶を取り戻し自分達が魔女の結界に取り込まれていると推測したほむらは、かつてマミを捕食した魔女charlotteがベベの正体であり、この事件の元凶と判断し襲撃を開始。
しかしベベをかわいがっているマミが駆けつけ、ほむらとマミの対決の口火を切る事となる。
予想通り、その正体はお菓子の魔女charlotteであり、円環の理に取り込まれて魔法少女の姿を取り戻した百江なぎさ。
さやかと共にほむらがキュゥべえの実験で魔女化させられてたのを止めに来ていた。
どちらにしても本作では一貫してまどか・さやから円環の理およびマミ・杏子らの味方であった事は間違いない。
ちなみに、マミとの対決の直後に、さやかがほむらと対峙する場面で、ベベを指して「お菓子の魔女」という呼称を口にしている。
魔女の名前が作中で呼ばれたのは、通称である「ワルプルギスの夜」を除けば何気にこれが初めてのことである。
名前が異なることに驚いた視聴者もいるだろうが、あくまで魔女としての名前はCharlotteのままである。しかし魔女文字を登場人物達は読むことができず、魔女たちも真名を名乗ることはない。したがって魔法少女たちは別に名前をつけて呼んでいるのである。
ちなみに「ベベ(bebè)」はイタリア語で「赤ちゃん」の意味になる。流れからしてもイタリア語好きのマミが名付け親なのは間違いないだろう。
関連グッズ
名前が事前公開されていないキャラクターだが、関連グッズとして彼女のパイルアップフィギュアが発売されている。映画館の売店で普通に売られているので、身近に未見の人で、ネタバレが嫌な人がいたら、映画を見終わってから売店に行くように助言してあげるといいだろう。