概要
ディスフィロアはMHFのG2にて登場した通称「真のG級最強モンスター」。別名は「熾凍龍」。
大型探査船が長距離航行の末に辿り着いた、メゼポルタから遥か遠く離れ、生物が住む事が出来る環境ではない過酷な地、「最果ての地」で発見された古龍。
その存在が確認された後、直様伝承等の調査をギルドは行ったが、その古龍についての伝説が微かに記されているのみであった。
現在でも調査は難航しており、モンスターリストにまともな情報は記載できていない。
容姿
骨格のモデルは新大陸のモンスターであるアルバトリオンである。
発達した四肢に巨大な翼という古龍種らしい体格を持つ所はアルバトリオンにそっくりであるが、似ているのは体付きだけであり、攻撃方法や体表は全く違う。
背側は白、腹側は赤の二色を基調とした特徴的な体色で、一部は青白く染まっている。鼻先には剣の様に伸びた巨大な角が一本だけあり、その周囲を取り囲む様にして数多の角が伸びるという異様な形状な頭部を持つ。また、胸部には特徴的な青白い突起状の部位が立ち並んでいる他、常識で考えれば闇色であるはずのディスフィロアの影は幻獣キリンの様に白い光となっている。
攻撃
攻撃方法でアルバトリオンと違うのは、アルバトリオンは四つの属性を不安定に繰り出すのと違い、
ディスフィロアは超高熱の炎と極低温の氷という相反する二つのエネルギーを同時に制御するという点。この力により炎の鎧を発生させながら氷の礫を撒き散らす。
冷気を振りまきながら地上を凍結させながら火球ブレスを乱射する、火炎を宿した爪で薙ぎ払いながら周囲の地面をより鋭利な氷の柱を隆起させる、
周りに冷気の嵐を纏った灼熱の熱線を発射してくるなど、驚異の攻撃規模を誇る離れ業を連発、凍らせて燃やすというこの世の地獄の様な技を容赦なく浴びせてくる。
全身に纏う紅白鱗の正体は「氷鱗」と「炎鱗」という特別な鱗で、氷鱗に包まれた背中側は凍えるほど冷たく、炎鱗に覆われた腹側は灼熱の様に熱い。
更に氷角や尻尾には氷柱を連ならせている一方、足に生えた炎爪は引き裂くもの全てを溶かしてしまう究極の武器である。
これだけの力を持つディスフィロアに真っ向に対抗し、なお傷を負わせて来る者には、その真の力を発揮。
雄叫びを挙げて最果ての地の空を冥界の様な禍々しい空模様に変え、空から流星状の大火球を隕石の如く降らせ始める。
同時に自身の体高を遥かに超越する、超巨大な鋭い氷柱を数十本も隆起させ、天空からの流星、大地からの氷の槍と、敵を跡形も無く殲滅すべく暴れ狂う。
そしてそれでもなお力及ばず命の危機を察した時には、自身を凍らせてそのまま動かなくなる。
立ったまま絶命(?)するモンスターは現状このディスフィロアのみである。
果たして本当に絶命しているのか、仮死状態になっているだけなのか…。